「おしゃれは足元から」とよくいわれる通り、夏のコーディネートをおしゃれにまとめるには、シューズ選びも重要なポイントです。特に気温や湿度の高い夏は、暑さや蒸れに悩まされやすいので、デザインだけでなく機能性も重視してシューズを選ぶことが大切です。
そこで今回は、夏のシューズの選び方や、2021年夏のトレンド、シューズにまつわる足の悩みの対策方法などをまとめました。


夏のシューズ選びで重要なポイント

夏場に履くシューズを購入する際、特に押さえておきたいポイントは、内部が蒸れにくい素材を選択することです。気温と湿度の高い夏場は、足の中に熱がこもりやすく、蒸れや臭いの原因となります。炎天下を歩いても蒸れやベタつきに悩まされないよう、夏のシューズは通気性の良さを重視して選ぶことが大切です。
たとえばスニーカーなら、アッパー(足の甲を覆う部分)がメッシュ素材になっているものを選ぶと、靴内部の風通しが良くなり、蒸れ対策になります。また、ライニング(アッパーの裏側)に綿や麻など吸湿性に優れた天然繊維を採用したシューズも、内部の蒸れ予防に有効です。ビジネスシューズなど、アッパーにメッシュ素材を採用できないものは、ライニングの素材にこだわるのがおすすめです。


2021年夏におすすめのシューズは?トレンドを紹介

トップスやボトムス同様、シューズにもトレンドがあります。ここでは、2021年夏におすすめのシューズの特徴やトレンドを6つのポイントに分けてご紹介します。
■1. レトロテイストのスニーカー
スニーカーは時代を問わず不動の人気を誇るシューズですが、2021年夏は特にレトロな雰囲気が漂うスニーカーに注目が集まっています。カラーをワントーンにまとめたシンプルでクラシックなデザインは、カジュアルコーデにはもちろん、きれいめコーデを崩す「はずしアイテム」としても活用できます。白やライトグレー、ベージュなど明るめの色を選ぶと、夏のコーディネートとの相性も良く、さまざまなシーンで履きこなすことができます。
■2. レザースニーカー
アッパーにレザーを使用したスニーカーは、カジュアルさとフォーマルさがほどよくマッチした大人向けのシューズです。デザイン自体はシンプルなものが多いので、Tシャツ×ジーンズのようなカジュアルスタイルにも、ワンピースのような甘めコーデにも合わせることができます。アッパーがレザー素材なので、ライニングやインソールは通気性の良いものを選ぶのがポイントです。
■3. ローカットシューズ
足首が隠れるようなハイカットスニーカーは、見た目にインパクトがあるぶん、夏に履くとやや重く感じてしまいます。足首がすっきり見えるローカットシューズなら、夏にぴったりの軽やかな雰囲気を演出してくれます。
■4. サボサンダル
かかとのないサボサンダルは、スリッポンよりもさらに着脱しやすく、かつ通気性も良い夏にぴったりのアイテムです。ヌーディーな質感のサボサンダルを選べば、シンプルなのにきちんと感を出せるので、日常使いからデートまで、幅広いシーンで活躍します。
■5. 白色のシューズ
2021年夏は、春に引き続き「白色」がトレンドカラーとなっています。もともと白は、どんなデザイン・カラーとの相性も良い定番色のひとつですが、2021年は特に「ゼロ」「リセット」をイメージするまっさらな白色が人気を集めています。日差しに輝く真っ白な靴は夏のイメージにふさわしく、トップスやボトムスとのコーディネートを引き立たせてくれます。
■6. ブラック×メダリオンのシューズ
白と対極にあるブラックですが、ローカットシューズや浅めのフラットシューズをチョイスすれば重さを感じず、スッキリしたコーディネートに仕上がります。さらに2021年は、穴飾りを意味する「メダリオン」を採用したデザインがトレンド入り。もとは狩猟用の靴の通気口として設けられたものですが、穴の大きさや配置によって、さまざまな表情を見せてくれます。もちろん風通しも良くなるので、蒸れ対策にもなって一石二鳥です。


夏のシューズまわりの悩み「足の蒸れ」対策

気温と湿度が高い夏は、シューズ内部の蒸れに悩まされやすい季節です。足が蒸れるとじめじめとした不快感を覚えますし、嫌なニオイが出る原因にもなりますので、夏場は足の蒸れ対策が必須です。ここでは、夏場の足の蒸れ対策として実践したいことを3つご紹介します。
■1. ジャストサイズのシューズを履く
自分の足のサイズに対して小さすぎるシューズを履くと、内部の空気がほとんど動かず、熱がこもる原因となります。逆にすぐすっぽ抜けてしまうような緩いシューズを履いていると、足に余計な力が入り、汗をかきやすい状態になってしまいます。夏に履くシューズは、きつすぎず緩すぎず、ジャストサイズのものを選ぶようにしましょう。
■2. 足用のデオドラント剤を使う
近年は足の蒸れ・ニオイに悩む方のために、足専用のデオドラント剤が発売されています。シューズを履く前にデオドラント剤を足全体にまんべんなく吹きかけておくと、足の発汗が抑えられ、蒸れの予防につながります。
■3. 通気性の良いインソールに替える
シューズには純正のインソールがついていますが、足の蒸れに悩んでいるのなら、より通気性の良いインソールに付け替えるのもひとつの方法です。抗菌作用のあるインソールを使用すれば、蒸れだけでなくニオイ対策にも役立ちます。


夏は蒸れに強いシューズを選ぶのがポイント

気温・湿度ともに高い夏は、足まわりが蒸れやすいので、通気性の高いシューズを選ぶのがおすすめです。具体的には、アッパーがメッシュ素材のものや、ライニングが綿・麻素材のものを選ぶと、蒸れ予防に効果的です。シューズ選びのポイントを押さえつつ、今年のトレンドと上手に組み合わせておしゃれな足元を目指しましょう。
とくに天気予報専門メディア「tenki.jp」で公開している服装指数が高い日は、気温や湿度が高いため、通気性の良い夏向けシューズを履くことをおすすめします。

情報提供元: tenki.jpサプリ
記事名:「 夏におすすめのシューズとは?2021年最新トレンドを紹介