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6月のオフィスカジュアルで押さえておきたい、基本のポイントを3つご紹介します。
■1. 吸湿・速乾性に優れた素材の服を選ぶ
多くの地域で梅雨入りする6月は高温多湿になりやすく、満員電車や徒歩で通勤すると、あっという間に汗をかいてしまいます。汗をかくと肌のべたつきが気になるほか、汗が引いたときに体が冷えてしまいます。吸湿速乾性に長けた素材の服を選ぶのがポイントです。
たとえば、リネンやコットン製のシャツ・ブラウスを着用すると、汗をかいてもすぐに乾くので、べたつきや蒸れに悩まされにくくなります。吸湿性・速乾性のある素材は雨対策にもなるので、一石二鳥です。
■2. 足元は雨晴兼用のレインシューズがおすすめ
6月は天気が不安定な日が多く、朝の通勤時は晴れていたのに、日中になったら雨が降ってきた…なんてこともめずらしくありません。ビジネスシューズやパンプスとは別に長靴を持ち歩くという方も多いようですが、荷物が増えてしまうところが難点です。
そんなときは、特殊な撥水加工を施したレインシューズを履くのがおすすめです。見た目は普通のビジネスシューズ・パンプスですが、長靴のように水を弾いてくれるので、雨の日でも安心して履くことができます。もちろん、晴れの日に履いていても違和感はありませんので、降りそうで降らない微妙な天気のときにも活用できます。
■3. 撥水性のある上着を羽織る
通勤時や外回りのときに雨が降っている場合は、撥水性のある上着やライトアウターを羽織りましょう。ただ、マウンテンパーカーやウインドブレーカーだとカジュアルすぎるので、きちんと感の出るスマートなデザインのジャケットやブルゾンを着用するのがおすすめです。
6月はファッションだけでなく、一緒に合わせる小物にも気を遣うと、よりおしゃれ&快適な通勤スタイルになります。ここでは、6月の通勤時に役立つ便利なファッション小物を3つご紹介します。
■1. 折りたたみ傘
梅雨時のマストアイテムといえば、やっぱり傘。通勤時は小さく畳んでバッグに収納できる折りたたみ傘を使うのが便利です。6月は晴れていると紫外線の強さが気になる時期でもありますので、晴雨兼用または雨晴兼用の折り畳み傘を選べば、UV対策にもなります。
■2. ナイロンバッグ
6月の通勤バッグは、雨に降られた場合のことを考慮して、撥水性の高いナイロンバッグにするのがおすすめです。水を弾くので、中の物を濡らさずに済みますし、お手入れも簡単なので、万一泥で汚れてもさっときれいに拭き取れます。
■3. レインコート
雨脚がかなり強い日は、全身をカバーできるレインコートがおすすめです。最近は、ぱっと見ただけではレインコートとわからないほどおしゃれなデザインのものも発売されているので、見た目が気になる方でもスマートに着こなせるでしょう。
雨の日に通勤する際の服選びで注意したいポイントを3つご紹介します。
■1. 裾が長いボトムスは避ける
雨の日にロング丈のスカートやワイドパンツを履いていると、階段を上り下りするときに裾が濡れてしまう可能性があります。雨が降っているときにスカートやワイドパンツを履くときは、アンクル丈またはミモレ丈のものを選びましょう。
■2. 薄い色は塗れると目立つので要注意
パステルカラーやベージュなど、淡い色の服を着用すると、雨で濡れた部分が濃く浮き出て、水玉模様になってしまいます。雨が降っているときは、ブラックやネイビーなど濃い色の服を着用するか、濡れてもあまりシミが目立たないホワイト系の服を選ぶのがおすすめです。どうしても淡い色の服を着たい場合は、上から撥水性の高いジャケットを羽織るか、レインコートを着用して雨染みを防ぎましょう。
■3. 革製のファッションアイテムは避ける
通勤に革製のバッグや靴を使っているという方は多いですが、本革は水に弱く、濡れたまま放置すると塗料が浮いてシミができたり、革がふやけたりするおそれがあります。防水スプレーをかけるのもひとつの方法ですが、できれば雨の日は本革のファッションアイテムは避け、レインシューズやナイロンバッグを使いましょう。
6月は梅雨入りと気温の上昇が重なり、通勤時は雨や蒸し暑さに悩まされやすくなります。トップスやボトムスは通気性の良い素材を選び、撥水性のあるジャケットや靴、バッグを合わせれば、蒸し暑さ&雨対策になります。なお、6月は天気が不安定になりやすいので、出かけるときは朝・昼・夜の天気や気温をチェックし、その日に適した服をコーディネートすることが大切です。
天気予報専門メディア「tenki.jp」では、その日の天気や予想気温のほか、おすすめの服装を提案する「服装指数」を公開しています。お出かけ前の服装選びに、ぜひご活用ください。