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ボアジャケットをおしゃれに着こなすために押さえておきたいポイントを2つご紹介します。
■1. Iラインのシルエットを意識する
服を着たときの全体的な輪郭を「シルエット」といい、上半身にボリュームを持たせる「Yライン」、下半身にボリュームを作る「Aライン」などがあります。ふわもこ素材のボアジャケットは単体でもボリュームが出やすいアイテムなので、着ぶくれ感が出ないよう、シンプルでスマートな「Iライン」を意識するのがポイントです。具体的には、ボアジャケットに合わせるインナーやボトムスを細身のシルエットでまとめると、きれいめのカジュアルスタイルに仕上がります。
■2. カラーはモノトーンをベースにするのが◎
ボアジャケットにはさまざまなカラーがありますが、初めて着用するのならホワイトやベージュ、ブラックなどの定番色を選ぶのがおすすめです。ホワイト、ブラックなどのモノトーンカラーを選んだ場合は、インナーやボトムスも同じモノトーンでまとめるか、アクセントカラーとして有彩色(赤・緑・青など)を1~2つ取り入れましょう。
たとえば男性なら、ベージュのボアジャケットに白のインナー、ブラックの細身ボトムスでまとめると、柔らかな雰囲気のコーディネートになります。女性なら、オフホワイトのボアジャケットに白のインナーというモノトーンの組み合わせに、くすんだピンクのボトムスを合わせると、暖かみのあるかわいいスタイルにまとまります。
ボアジャケットはデザインによって大きく4つの種類に分かれます。ここではボアジャケットの主な種類を選び方のポイントをまとめました。
■1. 総ボアジャケット
表地の全部または大半がボア生地になっているタイプです。3つの種類の中で最もボリュームがあり、スタンダードなスタイルとされています。一枚でも存在感があるので、デザインやカラーはなるべくシンプルかつベーシックなものを選ぶと、インナーやボトムスと合わせやすくなるでしょう。
■2. デニムボアジャケット
表地はデニム、内側が総ボア生地になっているタイプです。ボアジャケットであることは折り返しの襟部分でしかわかりませんが、中身が暖かいので、真冬でもデニムを着たい!という方におすすめです。デニムの色が薄いほどカジュアルに、濃いほど大人っぽくなるので、自分の好みのスタイルに合わせて、ボアジャケットの色味を選びましょう。
■3. コーデュロイボアジャケット
表地がコーデュロイ素材、裏地がボア生地になっているタイプです。起毛感のあるコーデュロイは暖かく、柔らかな印象を与えてくれるため、きれいめカジュアルを目指す方におすすめです。コーデュロイはもともと秋に人気の素材なので、インナーを工夫すれば、秋~冬にかけて活用することができます。秋から通して着用したいのなら、ベージュやキャメルなどの秋色を選ぶのがポイントです。
■4. レザーボアジャケット
表地にレザー素材、裏地にボア生地を使用したタイプです。レザー生地は風を通しにくく、保湿性も高いので、ボア生地と合わせることで真冬の寒さにも対応できるアウターになります。レザー生地は見た目がシックなので、カジュアルなインナー・ボトムスと合わせても、こなれた大人感を演出することができます。よりスタイリッシュな雰囲気を出したいのならブラックのレザーを、ガーリーさを出したい場合はアイボリーやホワイト、ベージュのレザーを選びましょう。
ボアジャケットが秋冬ファッションのトレンドとして注目され始めたのは2017年頃のことです。以降、3年にわたって人気は続いていますが、これからボアジャケットデビューを考えている方にとって、この流行が一体いつまで続くのか気になるところです。
通常、ファッションの流行は年を経るごとに徐々に下火になっていきますが、ボアジャケットに関しては、流行が始まった2017年よりも、2020年冬シーズンの方が人気が上昇してきています。もともとボアジャケット自体、流行に左右されにくいシンプルなデザインを取り入れているので、人気が落ち着いた後も秋冬の定番アウターとして活用できるでしょう。
ボアジャケットは保温性が高く、見た目にも暖かみがあるため、ここ数年、秋冬のトレンドアウターとして話題を集めています。1枚でも高い防寒性を発揮するので、気温の低い日はボアジャケットを取り入れたコーディネートを意識するのがおすすめです。
また、天気予報専門メディア「tenki.jp」では、その日の天気や予想気温のほか、おすすめの服装を提案する「服装指数」も確認できます。服装指数が低い日はあったかボアジャケットを着るなどして、冬の寒さを乗り切りましょう。