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トライしたことがない人にとっては、手間がかかりそうに思える梅酒づくりですが、実は、下ごしらえした梅と氷砂糖、ホワイトリカーを一緒にビンに入れて、数カ月寝かせておくだけ……ととても簡単なんですよ。
今回は、初めての人でもチャレンジしやすい果実酒の仕込みの手順をご紹介します!
梅酒づくりのために用意したいものは、次のたった5つです。
【用意するもの】
・青梅・・・1キログラム
・氷砂糖・・・500グラム
※好みによって、1キログラムくらいまで増やしてOK
・ホワイトリカー・・・1.8リットル
※ホワイトリカー以外のお酒でも、アルコール度数が35度以上であれば作れます。
・果実酒用のビン(5リットル入るもの)
・竹串 数本
では、さっそく、梅酒づくりを始めていきましょう。
【ステップ1】まずは、ビンの消毒を
最初に、熱湯で梅酒をつけるビンの煮沸消毒を行いましょう。その手順は、
●ビンに熱湯を少し注ぐ
●ビンを傾けながら、ぐるりと回す
●お湯を捨てたら、ふきんなどで水気をふき取る
●ビンの口を下向きにして、清潔なふきんの上に置いて完全に乾かす
水分が残っていると、カビが生えやすくなるので完全にビンの中を乾燥させてから使用してください。
【ステップ2】梅を洗い、水分をふきとる
●青梅をボウルに入れて、丁寧に水洗いする
●青梅の水気をよく拭きとる
●大きい傷がついているものがあったら、取り除いておく
この段階でも水分が残っているとカビの発生原因になりますので、ひとつひとつ丁寧に水を吹きとることがポイントです。
【ステップ3】梅のヘタをとる
●竹串を使って、梅のヘタを外す
ヘタのフチをなぞるようにすると、簡単に外れます。水分がある場合には、ふきんで拭きとりましょう。
【ステップ4】青梅と氷砂糖をビンに入れる
●青梅と氷砂糖を、それぞれ半分に分けて交互にビンに入れていく
慣れない人はまず丁寧に青梅を入れ、その上に氷砂糖をふりかけるように重ねていきましょう。この手順で、残りの青梅を入れる→氷砂糖を重ねる、をくり返しましょう。
【ステップ5】ホワイトリカーを注ぐ
最後にホワイトリカーを注ぎいれ、しっかりとふたをします。
これで、梅酒の仕込みは完了です。
あとは冷暗所に置き、3カ月程度経った頃合いから楽しめます。
ただ、3カ月の段階で少し味を確認して、もう少し待てるようなら6カ月から1年くらい待つと、さらにおすすめの飲み頃になります。
より深みのあるおいしい自家製梅酒を楽しむためには、ちょっとだけ我慢するのがおすすめですよ!
ひとくち口に含むとホワッと梅の香りが立ち、なんだか心がホッとする香りを甘さに満ちた梅酒。 青梅が出まわるいまのタイミングを逃さず、ぜひ梅酒作りに挑戦してみてくださいね♪