- 週間ランキング
環境が新しくなる4月は、日々生活にかかるお金を見直すのによい時期です。家賃や光熱費、食費など生活費用は様々ありますが、現代に欠かせないものといえばスマホの代金ではないでしょうか? 固定電話やパソコンをもたず、通信はすべてスマホという人もいる中、こちらにかかる代金はできる限り抑えたいもの。そこで今回は、スマホのデータ通信量について考えてみましょう。
「ギガ使い放題」といったうたい文句がよく聞かれますが、この「ギガ」とはいったい何のことなのでしょうか?
正しくは「ギガバイト」で「GB」や「ギガ」と省略され、GBはデータ容量を表す単位のこと。KB(キロバイト)、MB(メガバイト)、TB(テラバイト)、GBといったような単位があります。
ちなみに1024MB=1GBという変換になりますが、ぴったり1000でない理由は、2進数の計算によるものとのこと。なかなかややこしいですね。
スマホはデータ通信量の基本をどのくらいの数値に設定しておくかによって、月々の代金が決まります。そのため、ふだん自分が何にどのくらいスマホを使うことが多いのかをしっかり把握したうえで、自分に合ったGB数を選択する必要があります。
当然ながら、何をしても一定に通信量がかかるわけではなく、使い方によって通信量を多く使うもの、少ないものとあるので注意が必要です。
下記のデータ通信量がそれぞれにかかる分量の目安です。あくまで参考ですが、ご参照ください。
・動画……60分=120MB
・メッセージ送受信(文字のみ)……1回=2KB
・メッセージ送受信(画像あり)……1回=3MB
・アプリダウンロード……1アプリ=100~200MB
メールやLINEなどメッセージのやりとりだけでは、よほどのことがない限り大幅に通信量を使ってしまうことはないでしょう。ただし要注意したいのは動画です。
短い動画ならそこまで注意することはありませんが、映画やスポーツなど長いコンテンツを見ることが多い人はGB数の管理をしておかないと、代金締め日の間際はGB不足に泣いてしまうことになります。
新生活が始まったばかりのタイミングで、ぜひ、自分のスマホの使い方を見直してみましょう。
使い方を見直し方法はシンプルです。
まずは、これまで月々どのくらいデータ通信量がかかっていたかチェックすることから始めます。キャリアごとに設定されているマイページ上から使用しているデータ通信量が確認できますので、現状把握からスタートしましょう。
さらに、通話が多いのか、データ利用が多いのかによっても、適切な代金プランが人それぞれ変わってきます。最近はデータ通信量にかかる代金が多いという人が増えているようですが、そうした人は街中の無料Wi-Fiをうまく活用したり、格安SIMに乗り換えるなど、自分の生活に合った節約方法を検討してみましょう。
細かいことがわからない人は、スマホを契約しているdocomo、au、SoftBankなどの窓口に行って、担当者に自分が現在加入しているプランが最適であるかを確認することが、最善かつ簡単な方法になります。
以前加入したプランが変更になっていることも多いので、数年前にプランに加入してそのまま放置している人は、現在内容が変更になっている場合があります。
窓口の人は、過去のデータから「通話が多い」「動画を見る時間が長い」「メールが主流」など、その人に最適のプランを提案してくれますので、ぜひ相談してみましょう。場合によっては、月々の料金がグンと安くなることもありますよ!
── 何かとお金のかかる新生活。日々利用することの多いスマホだからこそ、生活が変わるごとにプランを見直したり、使い方に気をつけたりすることが大事といえますね。