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冬のシーズンオフにも鍛錬を積んできた選手たち、そして新たなシーズンを心待ちにしていたファン、ともに晴れやかな気持ちになるのがこの春の時期ですね。
野球ファンも気合いを入れて球場へ足を運びますが、春の野球観戦ではいくつかケアしておかなければいけないことがあります。そこで今回は「春の野球観戦時に携行したい必需品」をご紹介します。
春の野球観戦というと、心地よい気候下で観戦を楽しむ……というイメージももたれるかもしれませんが、意外と気持ちよく観戦するのが難しい時期でもあります。
屋外の球場でのデーゲームの場合、だいたい14時ごろに試合開始というケースが多いのですが、その時間帯はまだ暖かいので、天気がよければ心地よく観戦することができます。
ただし、野球は3時間くらい続くスポーツですので、当然ながら試合終盤の17時近くになると気温はだいぶ下がり、冷え込んできます。
このように、日中にコートを羽織らなくてもよい日であっても、夕方はかなり冷え込みますのでしっかりとした防寒対策をしておきたいもの。また、暖かい日が続いたと思ったら、急に肌寒い日がやってくるなど春は寒暖差が大きい時期でもありますので、着脱しやすいストールなど上着の上からサッと羽織れるものを用意しておくと重宝します。
夏の場合、生ビールやかちわり氷など冷たいものも口にしながら野球観戦するのもだいご味のひとつといえるでしょう。球場の売店や売り子さんの商品ラインナップを見てみるとわかりますが、冷たいドリンクはわりと買いやすいのですが、温かいドリンクになると数が限られます。
そうした中で、春の球場で高い人気を集めるのが「ホットワイン」です。
回が進むに従って肌寒くなってくると、体を温めてくれるものを口にしたくなるため、ホットワインは春の時期に人気の飲み物なのですが、需要のある時期が限定的なためか、販売個所が少なかったり、数に限りがあったりすることもしばしば。そのため、持ち込みOKな球場であれば、あらかじめ自分で温かい飲み物を用意しておくとよいでしょう。
気温が変動しやすく、寒い日も多い春先の野球観戦での観戦ポイントをご紹介してきましたが、その一方で、春先の野球観戦は紫外線が強い時期でもあるので、紫外線対策にも注意しましょう。
夏本番になると、その強い陽射しから外出時に日焼け止めをしている方も多いのですが、春はどうしても紫外線対策に油断しがちです。というのも、日によっては夏と同じくらいの紫外線量が降り注ぐ場合
あるので、何の対策もしないまま3時間ほど屋外で観戦を続けていると、終わったころにはすっかり日焼けしていることも珍しくありません。
紫外線は肌を老化させ、シミ、シワの原因になります。そうしたことにならないよう、屋外での野球観戦時には、春でも日焼け止め対策を忘れずに!
また、楽しみにしていた野球観戦だからこそ、動きやすい服装で全身を使って球団を応援したいものですよね。そんなときに、ベースボールキャップを用意しておくのもおすすめです。時間帯によっては、グラウンドに陽射しが反射して、選手の挙動や球の行方が見づらいことがあります。そんなとき、キャップをかぶっていれば快適に観戦できますし、紫外線予防にもなりますね。
──近年は、大型のドーム球場が増えてきましたが、屋外の球を表す「野球」というくらいですから、屋外球場での開放的な観戦も楽しいもの。球春を存分に楽しむため、しっかり準備して観戦しましょう!