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「C.C.C.」とは「クラブ・デ・クロール・ド・ショコラ」の略で「チョコレートをかじる人たち」という意味があり、つまり、フランスのチョコレート愛好会です。1981年に発足し、フランス在住の数十名の審査員で組織されており、世界中の優れたチョコレート職人に声をかけエントリーしてもらい、試食会が行われます。それは、チョコレートのミシュランと呼ばれるほど格式高く、彼らが格付けするチョコレート評価には、世界中から定評があるそうです。ここで格付けされたチョコレートは、C.C.C.が発行するチョコレートガイドブックにコメントと共に載るそうです。チョコレート職人の間では、C.C.C.の試食会への参加の声がかかるだけでも、大変名誉なことだと言われています。
そして、チョコレートに欠かせないカカオの審査会です。この国際カカオ・アワード、エクセレントカカオというプログラムは、カカオ豆の優れた表現を賞賛する唯一のイベントなんだそうです。高品質なカカオを創り出すカカオ農家には確かな報酬が与えられ、更にはチョコレートを創り出す組織や人との繋がり、協力意識を高めるものでもあるそうです。世界中から100種を遥かに超えるカカオ豆のサンプルが集まり、選ばれた数十種のカカオ豆を審査するために、同じ工程でチョコレートを作るのだそうです。
チョコレートに関する審査会、ご存じでしたか?この時期に並ぶお店のチョコレートにカカオ豆の評価の説明書きが入ることはないかもしれませんが、「C.C.C.」の情報はあるようです。今年のバレンタインは世界最高峰の格付けチョコレートに手を伸ばしてみてはいかがでしょうか?