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さて、「道の駅」シリーズは先月に続き、新規オープンの特集です。冬真っただ中の寒さの中、首や肩が縮こまりがちですが、こんなときこそ「道の駅」へ出かけてみませんか?
新しい「道の駅」はどこに行ってもピカピカで気持ちいい! しかも、おいしいものがたくさん!
エネルギーに満ちあふれ、元気いっぱいの「道の駅」で、寒い時こそほっこりしてみてくださいね。
石川県白山市に2018年4月27日、石川県で26番目の道の駅としてオープンした「道の駅 めぐみ白山」。国道8号線沿いにあるためアクセスがよく、駐車場も広々としています。
観光情報コーナーでは、大きなパノラマスクリーンで白山市の観光スポットをご紹介。また、白山市内にある3カ所の鉄道車両基地案内のほか、実物大の北陸新幹線のパネルも展示されています。レストランは、地元の食材を使ったメニューを中心に、ジビエ肉を使用したハンバーグ定食、木滑なめこ天そば、おしゃれなサンドイッチなどグルメな品揃え。注目の地場産品売り場にはお土産にぴったりなお菓子や地酒、特産品がずらりと並びます。もちろん、JA白山直売の新鮮野菜やお米なども取り扱っていますよ。ここでしか買えない加工品などもあるので、しっかりチェックしてくださいね。
■道の駅 めぐみ白山(はくさん)
※詳細は公式HPをご確認ください
「道の駅 おおゆ」は2018年4月28日に秋田県鹿角市にオープンしました。国立公園十和田湖の南玄関口、大湯温泉地区の市道大湯川向線に位置しています。
設計を手掛けたのは新国立競技場の建築デザインを担当した隈研吾氏。「縁が輪になる、大湯のえんがわ。」がコンセプトの館内は、秋田杉で意匠をこらし、斬新でおしゃれなイメージです。ショップには大湯、鹿角、秋田のステキなものが揃うほか、地場産の新鮮野菜や果物もふんだんに並びます。カフェは秋田市川反の人気店「肉バルNORICHANG」の全面監修で、地元の貴重な銘柄牛「かづの牛」を使ったボリューム満点のバーガー、焼肉丼などが堪能できるのだそう。疲れたら、開湯800年の大湯温泉の源泉掛け流しの足湯でひと休み(雪のある間はクローズ)しましょう。
■道の駅 おおゆ
※詳細は公式HPをご確認ください
2018年4月28日、岩手県一関市の国道284号沿いにオープンした「道の駅 むろね」は、岩手県で33番目の「道の駅」です。室根バイパスの整備に合せて開設されました。美しい自然に囲まれたのどかな山里にあり、駅からは町のシンボルである霊峰・室根山が一望できます。
館内の産直施設では、地産地消を目指した室根町産の農産物が販売され、気仙沼から届く海産物や、お土産にも最適な地元の老舗菓子が並びます。食事をするなら味処「むろね」の日替わり定食がオススメ。ボリュームたっぷりの海の幸・山の幸がお得に楽しめます。特筆すべきは室根町の名物「室根からあげ」。からあげフェスティバルNo.1決定戦で2018年11月に優勝したお店が運営しているのだとか。連日大盛況なのも頷けますね。
■道の駅 むろね
※詳細は公式HPをご確認ください
2015(平成27)年度に重点に選定され関係機関の支援を受けて、2018年6月2日、徳島県で16番目の「道の駅」として誕生したのが「道の駅 みまの里」です。美馬ICから車で約5分の国道438号沿いに立地し、防災機能強化を目的とした設備が整備されています。
地元の農林水産物の集出荷システムを活用した産地直売所では、フレッシュな野菜や果物のほか、美馬名物の「激辛薬味みまから」などが人気です。軽食を楽しめるお店として、地鶏阿波尾鶏のからあげを提供する「ミマまちチキン」、美馬市産のそば粉を使ったお蕎麦が自慢の「めん処あらたえ」、地元の食材を使った焼き立てパン「グレン・ドール」があります。近隣には寺町や郡里廃寺跡、「うだつの町並み」もあるので、歴史散策を楽しんでみてはいかがでしょうか。
■道の駅 みまの里
※詳細は公式HPをご確認ください
── 国土交通省が提供し、道の駅で利用できる無料WiFi 「道の駅SPOT」では、「道の駅」周辺の交通情報や気象・災害情報などさまざまな情報にアクセス可能です。「道の駅SPOT」の気象・災害メニューの一覧には、tenki.jpもリンク掲載されていますので、ぜひご活用ください。
また、道の駅名のあとに記載がある「※重点」とは、「道の駅」の整備の企画段階から国土交通大臣が選定したもので、地域活性化の拠点となる優れた企画があり、今後の重点支援で効果的な取組が期待できるものを指します。現在、「重点・道の駅」は全国に73カ所あります。さらに、「※重点候補」は同様に企画の具体化に向けて支援をするもので、全国で49カ所が選定されています。