「tenki.jp」と「ハピスノ」の連携でスタートした、ファミリースキーコラム第二回はファミリーゲレンデ=“ファミゲレ”の選び方の後編です。今シーズン、初ファミリースキーにチャレンジする初心者も、たまには違うスキー場に行ってみたい経験者も、どのスキー場に行くかは、ファミリースキーの成功を左右する大切なポイントなので、慎重に選びましょう。ということで、今回は“ファミゲレ”の選び方7つのキーワード、残り4つをご紹介します。

晴れていれば、谷川岳や朝日岳の大絶景が広がる「水上宝台樹スキー場」(群馬)


≪4≫“無料満載”。スキー場の無料戦略には遠慮なく乗っかるべし!

子供リフト券以外にも、各スキー場、集客の一手として様々な無料戦略を打ち出しているので、そこには遠慮なく乗っかりましょう。そのために、まずは情報収集から。とはいえ、常連のパパ・ママなら分かることでも、ファミリースキー初心者には本来、なにが有料でなにが無料かもわからないはず。

そこで、費用圧縮のポイントとなりそうなサービスを列記すると、駐車場やキッズパーク、休憩所といったところ。休憩所は有料のところは多くはないですが、そもそもフリーで使える休憩所があるかどうかという点で重要なポイントとなります。

本物のブルートレイン客車を使った無料休憩所がある「湯沢中里スノーリゾート」(新潟)

◎駐車場は土日祝も無料のところ!

駐車場は平日無料というところが大半ですが、親子スキーの場合は週末に行くことがほとんど。となれば、土日祝無料のところを探したいもの。ちなみに、駐車料金は日帰り圏内は有料が多く、お泊まり圏は無料傾向にあります。ひとつの目安に覚えておきましょう。

◎親子スキーでは無料休憩所は重宝する

子供がぐずったときにちょっと休んだり、天候が悪化したときに遊具で遊ばせて一時しのぎしたり。ファミリースキーには使える施設ですが、スペースが小さかったり、そもそもなかったりすることも。だからといって、レストランに終日陣取るなんてことはせず、無料休憩所のあるスキー場に行きましょう。

◎子供が好きなキッズパークが無料となる条件は?

子供はキッズパークが大好き。とはいえ、リフト券代を払って、さらにキッズパーク入場料もとなると、パパ・ママの財布にはかなり厳しいですよね。ポイントはリフト券を買うとキッズパーク入場が無料になるところ。割引が効くスキー場もあるので、要チェックです。

リフト券でキッズパークやチュービングが無料になる「軽井沢スノーパーク」(群馬)


≪5≫“雪の遊園地”。充実のアトラクションを遊び尽くす!

スキー場はいまや“雪の遊園地”。T〇RやU〇Jとためを張る(言い過ぎました…)、雪のテーマパークと化しているのです。そんな雪の遊園地たらしめているのが、魅惑のアトラクション群。なかには、スキー・スノーボードをしなくても1日中遊べちゃうくらい充実しているスキー場も。

ただし、基本、リフト券とは別に料金が発生するので、1日ひとつと決めて遊ばせてあげてはいかがですか。ということで、ここではハピスノおすすめの人気アトラクションをご紹介。

「マウントジーンズ那須」(栃木)人気No.1アトラクションのスノーラフティング

◎不動の人気ナンバー1「スノーラフティング」

スキー場の“雪の遊園地”化がはじまったのはいまから20年ほど前。そのときから変わらず人気トップを走り続けているのが「スノーラフティング」です。ボートに乗ってスノーモービルに右へ左へ引っ張られるアトラクション。目線が雪面に近いから、実際以上のスピード感でスリル抜群です。

◎「スノーモービル」で初のエンジン付乗り物に挑戦!

本格的なエンジン付乗り物に初チャレンジという子が多い「スノーモービル」。なんと5歳から乗車可能なスキー場も。最初は怖がってしっかりアクセルを握れない子も多いですが、スタッフが丁寧に教えてくれますし、スノーモービル専用エリアで安全なので、ご安心を。

◎専用チュービングコースのウェーブやバンクが楽しい

キッズパークにレンタルそりのひとつとして、置かれているチュービングもありますが、ここで紹介するのは本格専用コースを滑り降りるタイプ。ウェーブやバンク、急な落ち込みなどがあり、このスピード感&スリルゆえに、子供だけでなくパパ・ママも一緒になって本気で楽しめると好評です。

なんと!2,000mの日本最長そりコースがある「スノーウェーブパーク白鳥高原」(岐阜)


≪6≫“オールインワン”。施設集約のスキーセンターで移動は最小限に!

ウェアやギア、小物まで、荷物の多くなりがちなスキー旅行。しかも慣れないブーツを履いて移動しなくてはいけないとなると、スキー場到着後の動線はとても重要です。

そんなときに重宝するのが、なんでもかんでも詰まった、オールインワンのスキーセンター。リフト券売場もレンタルも、スクール受付もレストランも、さらには託児所や売店なんかも、ひとつの建物の中にあったら、移動が少なくて済んで疲労軽減につながるし、時間の短縮にもなります。しかも大きな駐車場が目の前だったら、いうことなしです!

「舞子スノーリゾート」(新潟)の日帰りスキーセンターからゴンドラに乗れる


≪7≫“スキーイン&アウト”。ゲレンデベースの直営ホテルがおすすめ

お泊まりスキーの場合も移動は少なく、が基本です。となれば、ホテルもゲレンデ直結でスキーイン&アウトができるのがベスト。しかも直営ホテルであれば、ホテル内にスキーセンター機能があるスキー場も多いので、安心です。

到着後、まずは仮チェックインをして更衣室で着替えたら、荷物はクロークやロッカーなどに。リフト券やレンタルなどは、パパ・ママで分担して対応するとスムーズです。ホテル内には無料の休憩スペースがあるところも多いので、有効活用しましょう。

ゲレンデから滑り込む形でスキーイン&アウトが可能な「ホテルタングラム」

情報提供元: tenki.jpサプリ
記事名:「 7つのキーワードからセレクト! ハピスノ流“ファミゲレ”の選び方 vol.2