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さらに、帰宅したときにブーツや靴下を脱ぐと、足のむくみを感じることもありますね。でも、そのまま放っておくと、むくみがどんどんひどくなってしまうことも!
実は、ちょっとした生活習慣でむくみにくくなったりするのです。今回はむくんだ時のケアをご紹介。適切なケアで、いやなむくみとさよならしましょう!
むくみといってもさまざまな原因が考えられます。よくある例としては「昨晩はお酒を飲みすぎた!」という場合や、「前日に塩分の多い食事を取りすぎた」ことで、翌朝顔がむくんだ状態になる場合です。
でも、冬の場合のむくみは、寒さによる血行不良が原因さされるケースも多いのです。
そのほか、冬は寒さによって運動不足になりがちですし、汗もかきにくくなりなります。こうした要因で代謝が下がり、むくみが発生するともいわれているのです。
加えて、夏に比べて冬は水分を取らなくなりがちですよね。
鼻や喉の粘膜が乾燥状態であればウイルスが侵入しやすくなってしまいますので、風邪予防ためにも、適度に水分を摂って、体内を潤すことが元気に冬を乗り切るコツでもあるのです。
朝鏡を見た時に「えっ!」と思うほど顔がむくんでいることがあります。慌てて顔をぐいぐいマッサージしても、なかなかむくみは取れませんよね。そんな日はメイクをする気力も失せますし、一日ブルーな気分になりがちです。
でも、どうしてむくむのでしょうか……。
それは体内の水分がうまく循環していないことが原因として考えられます。水分がうまく循環していないということは、リンパの流れが停滞していることを示しますが、むくみがひどいときは、リンパを刺激しましょう。それによって体内の水分が循環し、むくみが解消される効果が期待できます。
【顔のむくみを解消させる方法】
1・首をゆっくり左右に倒すようにして首筋を伸ばし、ストレッチします
2・耳の下あたりから鎖骨に向かって、指先で皮膚を優しくさすります
3・鎖骨まわりも指で優しくさするようにマッサージします
4・頭の生え際を指でつかむようにして、上下に頭皮を動かすようにマッサージします
5・耳を上下左右に、いた気持ちいいくらいの力で引っ張りましょう
5・仕上げに、化粧水などをつけながら顔を指でさするように、優しくマッサージします
冬のむくみの原因のひとつに、気温低下による代謝機能の停滞が考えられます。でも、代謝を下げないためにどんなことをすればよいのでしょうか。
【自宅にいても、簡単にできるストレッチなどを心がける】
運動がよいとわかっていても、寒くなると、時間を作って屋外で運動することは億劫になりがちです。
もちろん運動ができればそれが最も効果的ですが、自宅にいながらできるストレッチもたくさんあります。
■つま先立ちストレッチ
両足一緒に爪先立ちになり、その状態を10秒キープして、足を下ろすというシンプルなストレッチです。体がグラグラして危ない場合は壁などに手をついて、体を支えながら転ばないように気をつけてくださいね。
■ふくらはぎストレッチ
片足を前に出して、前に出した足のほうに体重をかけて、後ろの足のふくらはぎがいた気持ちいいくらいの感じになるようしっかり伸ばして、この動作を左右5回ほど行いましょう。
【湯船に浸かって代謝を上げる】
シャワーだけで済まさず、できるだけ湯船に浸かって体が温めるましょう。そうすることで代謝は上がりやすくなります。さらに、好きな香りの入浴剤などを使ったバスタイムにすると、精神的にも癒やされますね。
特に冬の場合、体が冷え切った状態で布団に入っても、睡眠の質を上げることが難しくなります。そのためにも湯船に浸かって、体の芯から温めると快眠を得られやすくなります。
【カイロを活用する】
使い捨てカイロをうまく使って体を温めるのも、簡単な方法でおすすめです。ただし低温やけどに気をつけて、皮膚に直接貼らないように気をつけましょう。
○おなかのおへそから少し下にカイロを貼ると、体全体が温まります。
○お尻の上くらいのあたりの腰部分に貼ると、下半身が温まります。
最後に……水分を多く取りすぎることがむくみの原因になると勘違いしている人も多いのですが、実は水分を取らなさすぎることで、かえってむくむ場合もあるのです。
もちろん、夏ほど水分をこまめに取る必要はありませんが、冬も暖房などによって意外と体は乾燥しています。水分を摂らないことでトイレに行く回数も減るうえ、塩分の濃い食事をとっていると、体内に水分が蓄積され、むくみやすい状態になってしまいます。
ただし、水分をとる場合、冷たい飲み物だと体内が冷えてしまいますので、できるだけ温かいものを飲むようにしましょう。
── 冬のむくみは体の冷えと直結しています。体が冷えると体調不良に陥ったり、風邪をひきやすくなってしまいます。冬を元気に過ごすためにはちょっとしたむくみを見逃さずに、早め早めのケアを心がけてくださいね。