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「花菖蒲」といっても菖蒲はショウブ科、花菖蒲はアヤメ科で全く別種。ちなみに「あやめ」も似ているけれど違う花。花びらに網目模様があるのがあやめで、花びらのつけ根が黄色いのが花菖蒲です。戦国時代ごろから栽培されていたという花菖蒲、いまや約5000品種もあり、色・形ともさまざま! 梅雨のうっとうしい気分を晴らしに、さぁ花菖蒲観賞に出かけましょう♪
例年6月には江戸川河川敷が一面紫色に染まります。地元の方が寄贈した花菖蒲をもとに、今から36年前、江戸川区が回遊式の庭園を造りました。その庭園が「小岩菖蒲園」です。
菖蒲田は約0.5ヘクタールもの広さがありますが、随所にベンチや東屋が設置されているので、休憩しながらゆっくりと約100種・9000株・5万本の花菖蒲を観賞できます。6月2日(土)~17日(日)には「小岩菖蒲園祭り」も開催しますよ♪
菖蒲田のまわりには約2000本の紫陽花も。同じ時期に見ごろとなりますので、ぜひ一緒に楽しんでくださいね!
小岩菖蒲園
■所在地 東京都江戸川区北小岩4 江戸川河川敷
■アクセス 京成本線「江戸川」駅より徒歩5分
※「小岩菖蒲園祭り」期間中の土日は「小岩」駅から直通バスが運行
■期間 6月上旬~中旬
■料金 無料
■詳しくは江戸川区オフィシャルサイトをご確認ください
新東京百選にも選ばれた、風光明媚な自然公園「北山公園」。八国山緑地の麓にあり、豊かな緑と清らかな水、野鳥のさえずりに心洗われます。
恒例の「東村山菖蒲まつり」は6月2日(土)~17日(日)に開催。約300種・8000株・10万本の花菖蒲が優美な姿を競いあいます。期間中は見晴台が設置されるので、眼下に広がる紫や薄紫、白など涼やかな花菖蒲の姿も撮影可能! また、まつり期間中は土日を中心に野点茶席、お囃子の演舞、お琴の演奏、人力車などさまざまなイベントも♪ 夜間のライトアップも実施するとのことですので、夜の妖艶な花菖蒲もぜひご覧くださいね!
北山公園
■所在地 東京都東村山市野口町4-50
■アクセス 西武新宿線「東村山」駅より徒歩約20分
■期間 6月上旬~下旬
■料金 無料
■詳しくは東村山市オフィシャルサイトをご確認ください
室町時代中期に築城されたといわれる菖蒲城。現在その城址は「菖蒲城址あやめ園」となり、6月に約50品種・3万5000株(!)もの花菖蒲が咲き誇ります。園の入り口に立つのは、江戸時代にこの地を治めた旗本・内藤氏の屋敷門。園中央には“城址の碑”が立ち、歴史が偲ばれます。花菖蒲観賞のために設置された木道、休憩用ベンチ、東屋もありますので、どうぞゆっくりご観賞ください。
例年6月上旬に「あやめ祭り」を開催。特産品の販売や楽しいイベントもありますよ!
菖蒲城趾あやめ園
■所在地 埼玉県久喜市菖蒲町新堀38
■アクセス JR高崎線「桶川」駅よりバスにて「城址あやめ園前」停下車、徒歩1分
■期間 6月上旬~下旬
■料金 無料
■詳しくは久喜市オフィシャルサイトをご確認ください
重要文化財10棟、横浜市指定有形文化財3棟を含む歴史的建造物が、四季折々の自然とともに美しい景観を織りなす「三渓園」。6月には正門を入って左手、大池のほとりに約20種・750株、1万本の花菖蒲が優雅な姿で来園者を迎えてくれます。その気品ある佇まいは、重厚な建造物とのコントラストも見事! 思わず写真を撮りたくなるはずです。
6月10日(日)~17日(日)には「花しょうぶ展」を開催。江戸時代から日本各地で品種改良されてきた花菖蒲の花容の変遷が分かるよう、毎日鉢植えの花菖蒲が入れ替え展示されます。期間中、何度も足を運びたくなる美しさですよ♪
三渓園
■所在地 神奈川県横浜市中区本牧三之谷58-1
■アクセス JR根岸線「根岸」駅よりバスにて「本牧」停下車、徒歩約7分
■期間 5月下旬~6月中旬
■料金 高校生以上700円、小中学生200円
■詳しくは三渓園オフィシャルサイトをご確認ください