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気温が上昇すると、春のオシャレを楽しみたくなりますが、春ファッションに欠かせないのがスニーカーですね! 履きやすいスニーカーやお気に入りのスニーカーは、できれば長く履き続けたいもの。そこで今回は、スニーカーのお手入れ方法をレクチャーします。シュークローゼットにしまわれていたスニーカーをさっそく出して、お手入れしてあげましょう。
キャンパス生地や皮革、スエードなど、スニーカーにはさまざまな素材が使われています。素材ごとにお手入れ方法は異なりますから、それぞれについてご紹介しましょう。
●キャンバス生地・布製スニーカーの洗い方
1/ひもが付いている場合は先に外し、せっけんで手もみ洗いする。
2/バケツなどにぬるま湯をはり、スニーカーを浸す。
3/洗剤(洗濯用洗剤や固形せっけん)をつけた靴用ブラシや歯ブラシなどで、ゴシゴシこすり洗いをする。ゴム部分の黄ばみは消しゴムやメラミンスポンジでこする。
4/何度か水を替えながら十分にすすぐ。
5/風通しのよい日陰に干す。
●皮革スニーカーのお手入れ方法
人口皮革のスニーカーは、やわらかい白い布でさっと水拭きする。
汚れがひどい場合や天然皮革の場合は、専用のクリーナーを使って汚れを落とす。
●スエードスニーカーのお手入れ方法
1/ブラシで泥や砂を落とす。
2/専用のクリーニングスプレーで全体の汚れを浮かす。一度ぬらして固く絞った布でふき取る。
3/汚れがひどい場合は、専用の消しゴムで傷つかないよう慎重にこする。
4/ブラシで、毛並みを整える。
スニーカーを長く愛用するためには、履く前と履いた後のケアが大切です。何より、湿気は靴を傷ませますから、湿気のたまりやすいシュークローゼットには、日頃から除湿剤を入れておきたいものです。
また、雨や自分の足から出る「汗」も湿気のひとつなので、靴を脱いだら、新聞紙などを靴の中に入れて、湿気を取ることもオススメ。あとは、以下のお手入れをプラスしてみてください。
◎防カビ対策には重曹
1/重曹水を作る(水1リットル:重曹大さじ4杯)。
2/重曹水の中に、汚れたスニーカーを入れ、一晩浸け置きする。
3/せっけんをつけたブラシでこすり洗いする。
4/水分を十分にふき取り、風通しのよい日陰に干す。
◎汚れ防止対策
●防水スプレー ●ロウソク ●ベビーパウダー(※色が薄めのキャンパス地に限る)
水と一緒に汚れが付着するのを防ぎます。
―― スニーカーは空気で黄ばむこともありますし、間違った洗い方して乾燥させると、同じく黄ばんでしまうことも。あまり履かないスニーカや大切なスニーカーであれば、食材に使用するラップフィルムを巻いて、空気に触れないようにして保管するのがオススメ。風化による劣化を防げますので、ぜひ試してみてくださいね。