- 週間ランキング
関東エリアに住む人であれば、学生時代の修学旅行や遠足で一度は訪れたことのある「華厳滝(けごん の たき)。「湯滝」「竜頭の滝」とあわせて奥日光三名瀑の一角をなし、さらに「那智の滝」(和歌山県)、「袋田の滝」(茨城県)とともに、日本三大名瀑のひとつにも数えられます。水源は男体山の噴火により堰(せ)き止められた中禅寺湖。落差97mを一気に落ちる水量は毎秒3〜5トンと言われ、過去には118トンの放水が行われたことも。それこそまさに「怒涛の勢い」といったところでしょう。訪れた際には、観爆台(エレベーター運行)から臨む大迫力の滝壺はもちろん、自然の雄大さと華麗な造形美もチェックを!
奥日光三名瀑のひとつ「華厳滝」(栃木県日光市中宮祠)
■営業時間/3~11月は8~17時 、12~2月は9~16時30分 (天候により変更あり)
■エレベーター往復/大人550円、小学生330円
■アクセス【車】日光宇都宮道路・清滝ICより約15分
■アクセス【電車】JR・東武日光駅より東武バス中禅寺温泉行きで約50分、中禅寺温泉バス停より徒歩約5分
詳しくは 日光市観光協会HPをご参照ください
25mの上滝、26mの下滝の上下二段に分かれ、全長80mにおよぶ「霧降の滝(きりふり の たき)」は、「華厳滝」「裏見滝」とともに日光三名瀑のひとつに数えられています。見どころはやはり、上滝と下滝の間の山肌に落水がぶつかり、大量のしぶきが舞い散るダイナミックさ。「霧降の滝」の名前は、豊かな水流が爆発したかごとく霧状になることに所以し、タイミングによっては滝の周囲一帯が濃霧で煙ることもあり、その様は言葉にならないほど幻想的だそう。暑さ続きでお疲れ気味の人は、マイナスイオンに満ち満ちた「霧降の滝」に足を運び、元気パワーをフルチャージしてみては。
日光三名瀑のひとつ「霧降の滝」(栃木県日光市所野)栃木県のお出かけスポット天気
■アクセス【車】国道119号から霧降高原道路経由で約4km
■アクセス【電車】JR日光駅または東武日光線東武日光駅より東武バス・霧降高原・大笹牧場にて約15分、霧降滝入口下車、観瀑台まで徒歩約15分
詳しくは日光市観光協会HPをご参照ください
その名の通り7つの釜と5つの滝で構成された「七ツ釜五段の滝(ななつがま ごだん の たき)」。この名瀑を擁する西沢渓谷は、「21世紀に残したい日本の自然百選」「森林浴の森百選」「新日本観光地百選」「日本の滝百選」「水源の森百選」「森林セラピー基地〈森林セラピーロード〉」「平成の名水百選」などに選出されている特別な場所。
ハイキングの有名スポットだけあり、東沢と西沢の合流地点に架かる二股吊り橋や、「大久保の滝」「竜神の滝」など登山道には見どころ満載。涼やかな夏の景観はもちろん、秋には見事な紅葉が360度広がる景観を堪能できるので、せっかく訪れるなら近くの温泉宿に泊まって、景勝地の魅力を心ゆくまで楽しみたいところです。
「西沢渓谷」のシンボル「七ツ釜五段の滝」(山梨県山梨市三富)山梨県のお出かけスポット天気
■アクセス【車】中央自動車道勝沼ICより約60分
■アクセス【電車】JR中央線山梨市駅から市営バス60分、西沢渓谷入口下車、またはタクシー30分(駅からの往復バスの本数は少ないので事前確認を)
詳しくは山梨市観光協会HPをご参照ください
鳳凰山を信仰する行者がこの滝で斎戒沐浴したことから、その名がついたとされる「北精進ケ滝(きたしょうじが たき)」。タワーマンションのような大岩壁がそびえ立つ落差120mを膨大な水が流れ落ちる様は、息をのむスケール。訪れた際には「北精進ケ滝」から続く「九段の滝」、下流へ続く「一の滝(魚止の滝)」「二の滝(初見の滝)」「三の滝(見返りの滝)」など、滝が密集する石空川渓谷(いしうとろがわ けいこく)を散策してみては。ただし、遊歩道が整備されているとはいえ、観瀑台までの約1時間の道程にはアップダウンもあり、滑りやすい場所もあるのでサンダル、ヒールはNG。もともとは行者が沐浴した神聖な地なので、ぜひとも清らかな心と(笑)、きちんとした服装で美しい大自然をご堪能ください。
大岩壁を豪快に水が落下する「北精進ケ滝」(山梨県北杜市武川町黒澤)
山梨県のお出かけスポット天気
■アクセス【車】中央自動車道須玉ICから約40分、韮崎ICから遊歩道入り口まで約90分(カーナビゲーション利用者は精進ヶ滝林道手前の「オートキャンプ牧場チロル」を目印に)
■アクセス【電車】JR中央本線・日野春駅よりタクシーで約30分。バス等の公共交通機関はないためタクシーの事前予約を
詳しくは北杜市観光協会HPをご参照ください