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総合博物館 前)
中島 「こちらが北海道大学の総合博物館です。おはようございます。私、気象予報士の中島俊夫と申します。
山本准教授 「山本と申します。」
― 案内をしてくださるのは、山本順司准教授[専門分野:地球化学、叶うなら地獄を覗いてみたい。趣味は地獄巡り(第3125代温泉名人_表泉家)]
中島 「本日は中谷宇吉郎博士の色々なお話を聞けるということで、ちょっと緊張しているんですけども。」
山本准教授 「そうですか。大変光栄です。」
中島 「すごく楽しみで来ました。昔、私が気象予報士の劇団というものを作りまして、旗揚げ公演が中谷宇吉郎博士の物語だったんですよ。」
山本准教授 「では、かなりご存知だということで。」
中島 「そうです・・・!」
― 中谷宇吉郎博士への憧れが強すぎて、話が止まらず、なかなか館内に入れません・・・。
館内にて)
山本准教授 「今、北極は非常に皆さん注目されていまして。(温暖化などの影響で)雪解け、氷が溶けていますので、これからどんどん利用価値も出てくると。もちろん環境的な問題もあると思うんですけれども。日本としましては、北に開かれた窓でもありますので、そこ(北極)をどういう風に考えていったら良いのか?というのを研究しているグループの展示室になります。」
山本准教授 「北方圏研究。昔からこの大学はですね、北方圏について研究を進めていましたので…」
中島 「(掲示物をみて)あの!(中谷宇吉郎と)書いてますね!」
山本准教授 「中谷宇吉郎さんから始まったような研究ですので、彼がどういうことをやっていたのか、ここに示しています。」
山本准教授 「こちらは零戦の羽の一部です。飛行機が冷たくなりますと氷が付きまして、飛行機の運動性が悪くなりますので、そういった研究をされていた時の研究資料の断片になります。」
中島 「実物の一部ということですね。」
山本准教授 「実際の物です。」
中島 「着氷というのは、どういう現象なんでしょうか?」
山本准教授 「雪みたいなものなんですけれども、冷たくなりますと、それがどんどん氷になりますので、飛行機に付いてしまってプロペラとかが回りにくくなったり、翼の運動能力が落ちてしまったりすることがあるので、それはどういう風にしたら起こる現象なのか?ということを研究されていた時代の物です。」
中島 「他にも中谷先生の展示物、あるんですか?」
山本准教授 「ございます。隠れ部屋があるんですけれども。」
中島 「隠れ部屋?」
山本准教授 「それをご覧になりますか?」
中島 「是非!お願いします!隠れ部屋?どういうことですか?」
山本准教授 「昔ですね、中谷博士がいらっしゃった居室ですね。それを復元しておりますので。」
中島 「それを隠れ部屋と呼ぶ理由は?」
山本准教授 「実はですね、お客さんの動線から外れておりまして。」
中島 「あ!そういうことなんですか!」
山本准教授 「収蔵庫の一部になってるんですけれども。」
中島 「え!?じゃあ今日はもう特別に…?」
山本准教授 「特別にご覧いただきたい!」
詳細は動画: https://youtu.be/s2wfq5ZVZfU をご覧ください!
【動画の概要】
気象予報士が“雨にぬれずに”旅をする、旅番組です。「身近なお天気の話や、地元の方との交流、きれいな景色を求めて寄り道など、盛り沢山!今週から配信2週目に突入!12月上旬まで、【水木金土日】曜日の週5回配信します。ぜひご覧ください!
【制作・著作】一般財団法人 日本気象協会 http://www.tenki.jp
【出演】中島俊夫(気象予報士)、山本順司准教授(北海道大学)
【主題歌】カネコアヤノ「銀河に乗って」
【衣装協力】HOSU http://www.hosu.jp
次回は、「#7 非公開の隠れ部屋。中谷宇吉郎の足跡を辿る!」です。11月17日(木)の22時ごろtenki.jpサプリにて更新予定です。