今日23日は二十四節気の処暑 暦とは裏腹に午前中から関東や東北など35℃超え続出
今日23日は二十四節気の「処暑」で、暑さが収まる頃ですが、暦とは裏腹に午前中から猛烈な暑さとなっています。東北や関東を中心に最高気温が35℃以上の地点が続出しています。
●今日23日 午前中から猛烈な暑さ
今日23日は二十四節気の「処暑」で、暑さが収まる頃ですが、暦とは裏腹に午前中から気温がグングン上がっています。
11時半までの最高気温は、福島県伊達市梁川で36.7℃、群馬県桐生市で36.5℃、東京都八王子市で36.4℃、埼玉県鳩山町で36.3℃、前橋市で36.0℃などと体温並みの暑さとなっています。
●熱中症警戒アラート31都府県に発表
午後はさらに猛暑日(最高気温35℃以上)エリアが広がるでしょう。東北南部から九州にかけて猛暑日が続出しそうです。
熱中症警戒アラートが31都府県(山形県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、東京都、千葉県、神奈川県、山梨県、静岡県、愛知県、三重県、新潟県、富山県、石川県、福井県、京都府、大阪府、兵庫県、和歌山県、岡山県、島根県、鳥取県、徳島県、香川県、高知県、山口県、福岡県、大分県、長崎県、熊本県)に発表されています。
また、熱中症警戒アラートが発表されていない地域でも東北から沖縄で暑さ指数(予測値)が上の図で赤色で示される31以上と熱中症リスクが高いエリアが多くなっています。万全な熱中症対策をなさってください。
●熱中症警戒アラート発表時 とるべき行動は
熱中症警戒アラートが発表された所では、熱中症にかからないよう、積極的にとるべき行動が5つあります。
①外出はできるだけ控え、暑さを避けましょう。熱中症を予防するためには、暑さを避けることが、最も重要です。不要不急の外出は、できるだけ避けてください。屋内では昼夜を問わず、エアコンなどを使用して、部屋の温度を調整しましょう。
②屋外や、エアコンが設置されていない屋内での運動は、原則、中止や延期をしましょう。
③普段以上に、熱中症予防行動を実践しましょう。のどが渇く前に、こまめに水分を補給したり、なるべく涼しい服装を心がけたりしてください。
④熱中症のリスクが高い方に、声かけをしましょう。高齢者や子ども、持病のある方、肥満の方、障害のある方などは、熱中症にかかりやすいため、「夜間でもエアコンを使う」「こまめな水分補給を心掛ける」など、周りの方が声をかけてください。
⑤暑さ指数(WBGT)を確認しましょう。暑さ指数は、時間帯や場所によって、大きく異なります。環境省熱中症予防情報サイトなどで確認して、暑さ指数を行動の目安にしてください。