明日24日はこの夏最後の40℃に迫る酷暑か? 9月に入っても猛暑は続く
8月終盤の明日24日(日)は最高気温が40℃に迫る所があり、9月に入っても猛暑日があるでしょう。新学期が始まっても万全の熱中症対策をしてお過ごしください。また、北日本では短い周期で天気が変わり、大雨になる日もありそうです。
●1週目24日~30日:北日本は短い周期で天気変化 晴れ長続きせず
8月下旬に入り、この猛烈な暑さがいつまで続くのか気になる方も多いと思います。結論から言ってしまうと、9月に入ってもこの暑さはしばらく続く見通しです。連日の暑さで、体力が落ちているころですが、引き続き熱中症対策をしっかりしてお過ごしください。では、日ごとに詳しく見ていきます。
明日24日(日)は、高気圧に覆われて、北海道から九州、沖縄の広い範囲で晴れるでしょう。ただ、大気の状態は不安定なため、山沿いや内陸を中心に、にわか雨や雷雨がありそうです。夏休みが残り少なくなり、レジャーを楽しむ方もいると思います。主に山や川辺に行く方は、落雷や急な川の増水などに注意が必要です。
25日(月)~26日(火)は、北日本に前線を伴った低気圧が発達しながら近づくでしょう。北海道と東北、北陸は天気が下り坂で、日本海側を中心に荒れた天気になる可能性もあります。関東から九州、沖縄にかけては、晴れる所が多くなるでしょう。それでもゲリラ豪雨のような短い時間に強まる雨や雷雨にご注意ください。
27日(水)~28日(木)は、前線が日本の東から関東付近に延びるでしょう。晴れる所が多いものの、関東甲信を中心に雨の降る所がありそうです。関東甲信では、局地的に発達した雨雲や雷雲がかかる恐れがあります。大雨による土砂災害等にご注意ください。
29日(金)~30日(土)は、次の低気圧が北日本を通過するでしょう。北海道や東北では、雨の降る所があり、雨脚の強まる地域もありそうです。東日本から西日本は高気圧に覆われるため、関東から九州、沖縄では広く晴れるでしょう。
●今年の最後の暑さのピークは明日24日か?
24日(日)~30日(土)の最高気温は、平年より高い状態が続くでしょう。
特に明日24日(日)は、東北から九州にかけて35℃以上の所が多く、関東から東海の内陸では40℃に迫る所もあるでしょう。図には表示されていませんが、前橋39℃、さいたまや岐阜では38℃の予想です。このあとは40℃に迫る地点は減っていくため、今年の夏の最後のピークになる見通しです。
25日(月)以降も東京や名古屋、大阪、福岡では35℃前後が続くでしょう。ようやく札幌では30℃を下回り、仙台でも30℃以下の日が徐々に増えてきそうです。
まだまだ、暑い日が続きます。こまめな水分補給や室内ではエアコンを使用するなど、熱中症対策をしっかりしましょう。長く続く猛暑によって、体力も落ちています。エアコンの設定温度を見直すなど、体力に合わせて、無理なくお過ごしください。
●2週目31日~9月5日:9月に入っても暑さ収まらず 久しぶりの通学も熱中症対策を
8月最終日から9月に入ると、気圧配置は少しずつ傾向が変わる見通しです。
西日本や東日本を、覆っていた高気圧の中心が南東方向にやや移動するでしょう。そのため、湿った空気が太平洋側に入りやすくなりそうです。晴れる日は多くなりますが、大気の不安定な状態は続くでしょう。雨マークが付いていない日も、短い時間にザッと強い雨が降ることがありそうです。9月3日(水)から5日(金)は、気圧の谷や湿った空気の影響で、関東から東海にかけて雨が降りやすくなるでしょう。
北日本は短い周期で低気圧や気圧の谷が通過し、湿った空気も流れ込みやすくなるでしょう。曇りや雨の日が多くなりそうです。例年より、海水の温度も高いため、暖かく湿った空気が流れ込むため、低気圧の通過時には大雨になる可能性もあります。雨が予想される日は、しっかり気象情報を確認し、雨に備えてください。
最高気温は、全国的に平年より高い状態が続くでしょう。札幌は27℃くらい、仙台は30℃以上の日が多い予想です。日差しは少なくても気温が上がる見通しで、9月に入っても季節の進みは、ゆっくりでしょう。東京や福岡、那覇は33℃前後、名古屋、大阪は35℃以上の日もある予想です。これらの地域では、引き続き万全の熱中症対策が必要です。学生は学校が始まる所が多くなるため、生活のリズムが変わる方もいるでしょう。熱中症対策をしっかりして、新学期をスタートさせてください。