東北 南部は危険な暑さが長引く 北部は明日20日は警報級の大雨も
東北地方は、明日20日は北部で警報級の大雨となる恐れがあります。一方、南部では24日(日)にかけて猛暑日や熱帯夜の所が多くなりそうです。27日(水)以降は雨の降りやすい天気となり、極端な暑さはやや落ち着く見込みです。
●明日20日 秋田県を中心に警報級の大雨の恐れ
明日20日(水)は湿った空気の影響で、東北北部は広く雨が降るでしょう。特に、秋田県内を中心に、早い所は朝から雨が強まり、昼頃から夜にかけては断続的に激しい雨や雷雨になる見込みです。総雨量が多くなって、警報級の大雨となる恐れがあります。土砂災害や低地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。
一方、南部も日中は晴れる時間がありますが油断できません。昼過ぎから夕方にかけては、局地的にバケツをひっくり返したような激しい雨が降る恐れがあります。急に空が暗くなったり雷の音が聞こえたら、頑丈な建物へ移動してください。
●南部は危険な暑さが長引く 熱中症に厳重警戒
21日(木)以降は、北部は短い周期で天気が変化します。25日(月)はおおむね晴れて、洗濯日和になりそうです。日差しを有効に活用してください。
一方、南部は晴れる日が多く、日中は強い日差しが照りつけるでしょう。お出かけの際は、日傘や帽子などの紫外線対策が欠かせません。午後は山沿いを中心に夕立の可能性があるため、レジャー中の急な雨や雷雨に注意が必要です。朝は晴れていても、折りたたみ傘を準備しておくと安心です。
気温は平年より高い日が多く、24日(日)にかけて南部を中心に猛暑日や熱帯夜の所が多い見込みです。危険な暑さが長引き、体調を崩しやすくなるため、日中の外出はできるだけ避け、涼しい場所でお過ごしください。のどが渇く前に水分を補給し、高齢者や小さなお子さんには周囲の方の声かけも大切です。
●27日(水)~1日(月) 日本海側は大雨のおそれ 前線の動きに注意
27日(水)以降は、秋雨前線や湿った空気の影響で雨が降りやすいでしょう。前線の位置や活発の程度によっては、秋田県など日本海側を中心に雨脚が強まり、大雨となる恐れがあります。最新の情報をこまめに確認してください。
この期間は日差しが少なく、極端な暑さはおさまる見込みです。ただし、湿度が高く蒸し暑さが続くため、熱中症対策や食品の管理には十分注意が必要です。