今日18日の午後 近畿は急に雷が鳴り、どしゃ降りの雨が降るおそれ 危険な暑さも
今日18日の午後は、近畿地方で局地的に雷雲が発達し、滝のような雨が降るでしょう。天気の急変に注意をしてください。危険な暑さも続きますので、熱中症への万全な対策が必要です。来週にかけて、猛暑と天気の急変に注意が必要です。
●今日18日 突然の雷雨と危険な暑さに注意
今日18日の近畿地方は、夏の高気圧に覆われる見込みです。
晴れて強い日差しが照り付け、最高気温は昨日17日と大体同じか高く、35℃以上の猛暑日になる所が多いでしょう。湿度が高く、危険な暑さとなりそうです。熱中症への対策を万全に行ってください。
また、湿った空気や強い日差しの影響で、大気の状態が非常に不安定になる見込みです。中国山地~丹波高地の周辺、紀伊山地の周辺を中心に雨雲が発生・発達し、雷を伴った激しい雨の降る所があるでしょう。落雷や雨の降り方、激しい突風に注意が必要です。
今日18日は上空の雨雲を押し流す風が弱いため、ひとたび雨が降り出すと、同じような場所で雨雲が発達を繰り返し、警報級の大雨となるおそれがあります。
兵庫県の南部では、今日18日の午後9時ごろにかけて、局地的に1時間に50ミリの滝のような雨が降るでしょう。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に十分注意をしてください。
●局地的な大雨にあったらどうする?
ゲリラ豪雨(局地的な大雨)に遭遇したら、次の3つのことを心がけてください。
① 頑丈な建物に入りましょう。発達した積乱雲は、ゲリラ豪雨だけでなく、落雷や竜巻などの突風をもたらすこともあります。屋外にいる場合は、すぐに頑丈な建物に入り、2階以上の、窓から離れた所へ避難しましょう。
② 最新の気象情報を確認しましょう。ゲリラ豪雨は、ごく狭い範囲で、短い時間に大量の雨が降るというのが、特徴です。雨雲レーダーをチェックすると、「今、どこで雨雲が発達しているのか」という実況だけでなく、「この後、雨雲がどこへ進むのか」という予想もわかります。自分のいる付近を拡大すれば、より詳しく知ることができます。
③ 地下施設・水辺から離れましょう。ゲリラ豪雨が街中で発生すると、アスファルトなどによって水はけが悪いために、思わぬ所に水が溜まる恐れがあります。地下施設にいる場合は、できるだけ早く、地上の高い所へ移動してください。また、雨宿りをする際は、建物の地下室や、地下街を避けましょう。橋の下も、川が急に増水する恐れがありますので、絶対に避けてください。
●25日(月)にかけて急な雷雨と猛暑がとなり合わせ
この先1週間の近畿地方は、大体晴れて、強い日差しが照り付けるでしょう。ただ、湿った空気の影響を受けやすく、山沿いを中心に雨や雷雨の所がある見込みです。市街地でも突然の雷雨に見舞われる可能性がありますので、最新の情報に注意をしてください。
気温は平年より高く、真夏と変わらない暑さが続くでしょう。
23日(土)から25日(月)ごろに再び猛暑のピークがやってくる可能性があります。最高気温は、24日(日)は大阪や奈良で38℃、25日(月)は京都で38℃の予想です。
また、朝晩の寝苦しさが収まる気配もなく、熱帯夜(最低気温25℃以上)の続く所が多いでしょう。
お盆休みが終わり、夏の疲れが出るころです。熱中症への対策を続けながら、栄養や睡眠を十分にとるなど規則正しい生活を心がけてください。