来週中頃から猛暑が復活 再来週にかけて猛烈な暑さは衰えないため体調管理に注意
今日9日は、最高気温35℃以上の猛暑日となった所は少なく、12日(火)にかけても雨のため、比較的、気温の上昇は抑えられるでしょう。しかし、来週中頃から太平洋高気圧の勢力拡大とともに、猛暑が復活する見込みです。その後、再来週にかけては猛烈な暑さが収まる気配はなく、体調管理に注意が必要です。
●今日9日 猛暑日となったのは2か所のみ
今日9日は、西日本は曇りや雨の所が多く、東日本も日差しが途切れることが多かったため、蒸し暑さはあるものの、猛烈な暑さは抑えられました。最高気温が35℃以上の猛暑日となったのは、35.5℃の名古屋と、35.2℃の鳥取の2か所のみ(午後4時30分まで)。昨日8日は猛暑日だった東京都心も、今日9日の午後4時30分までの最高気温は32.6℃にとどまりました。断続的に雨が降っている福岡では、未明に27.8℃の最高気温を観測したあと少し下がって、日中も気温の経過はほぼ横ばいとなっています。
●いったん収まった猛暑が来週中頃から復活
12日(火)にかけては、北海道と沖縄を除いて広く雨が降るため、比較的、気温の上昇は抑えられるでしょう。最高気温は30℃前後の所が多く、厳しい暑さでムシムシするものの猛暑とまではいかない見込みです。
13日(水)頃からは、太平洋高気圧が次第に勢力を拡大するため、日中の気温が日に日に高くなり、猛暑日となる所が増えるでしょう。お盆休みの期間中は、再び危険な暑さとなるため、お出かけの際は体調管理に注意して、無理のない行動を心がけてください。
●再来週も猛烈な暑さは衰えない
再来週も猛烈な暑さは衰えない見込みです。東京都心の最高気温は33℃前後の日が多く、名古屋は連日35℃以上の猛暑日となるでしょう。東日本から西日本では、夜間の気温も下がりにくく、最低気温が25℃以上の熱帯夜が続く見込みです。昼も夜も冷房を適切に使用して、熱中症対策を心がけてください。また、長引く暑さで体力を消耗する恐れがあります。食事と睡眠をしっかりとって暑さに負けない体作りを心がけてください。