明日30日は広範囲で気圧下降 西日本を中心に影響度「中」 頭痛やめまいに注意
明日30日の午後は、大気の状態が不安定になります。急な雨や雷雨で気圧の降下で、影響度が「中」になる所もありそうです。気圧の低下によって、頭痛や関節痛、首や肩のこり、めまい、全身の倦怠感などの症状が出ることがあります。睡眠や食事をしっかりとって、天気痛の予防を心がけてください。
●明日30日 気圧の谷が通過 頭痛や関節痛などに注意
明日30日は、天気図で見ると、本州付近は引き続き高気圧に覆われます。ただ、上空を気圧の谷が通過するし、冷たい空気が流れ込んできます。
沖縄や九州から北海道にかけて、午後を中心にあちらこちらでにわか雨や雷雨があるでしょう。このため、広い範囲で気圧が下がりそうです。急な雨に注意が必要ですが、気圧の低下によって、頭痛やめまい、頭痛や関節痛、首や肩のこり、めまい、全身の倦怠感などの症状が出ることがあります。
耳マッサージや耳回し、首肩のストレッチをこまめにした方が良いでしょう。
暑い時期ですが、湯船にしっかりと浸かって、体をあたためることもおすすめです。気圧差+寒暖差対策で有効なのが、38~40℃程度の低めのお湯に10~15分ほど首までつかることです。
東京など影響度が「小」の所でも、影響を受けやすい方は、軽い運動をするなど対策を行いましょう。
●7月に入っても気圧が降下する日が多い しっかりと予防を
7月スタートの1日(火)以降も気圧の降下する日が多いでしょう。日本の南を低気圧が通過したり、北日本付近を前線が通過したりします。特に、東海では影響度が「中」の日が多くなりそうです。
食事や睡眠をしっかりととるようにしましょう。また、水分・塩分を十分にとるようにしましょう。(ただし、塩分は取りすぎるとむくみやすくなります)。
この先も気圧予報をこまめにチェックして、気圧変化による体調不良の予防を心がけてください。
医学的表記監修:せたがや内科・神経内科クリニック 久手堅司先生