今日27日 中国地方は梅雨明けして夏空広がる 土日も晴れるが来週はにわか雨も
今日27日、梅雨明けが発表された中国地方は、おおむね晴れて厳しい暑さになっています。岡山市では11時現在、既に31.0 ℃まで気温が上がっています。熱中症対策を万全に行ってください。28日(土)以降も晴れ間の出る日が多いですが、来週はにわか雨の所がある見込みです。
●27日の中国地方は各地とも晴れ間広がる
今日27日の中国地方は、山陽ではおおむね晴れて、日中は強い日差しが照り付ける見込みです。山陰では雲の広がる時間がありますが、大きく天気の崩れることはないでしょう。
日中の最高気温は30℃を超える所が多い見込みです。また、広島県には熱中症警戒アラートが発表されています。不要不急の外出はできるだけ控え、暑さを避けましょう。また、屋内では昼夜を問わず、エアコンなどを使用して、部屋の温度を調整してください。
●今週末は安定した晴れの天気に 30日以降は雨の降る日も
28日(土)から29日(日)にかけて、中国地方は全般に晴れる見込みです。雨の降る所はほとんどないでしょう。昼間は最高気温が35℃以上の猛暑日になる所もあり、暑さが厳しい見込みです。こまめに水分を補給し、お出かけの時は日傘を利用するなど、熱中症対策が必要です。
30日(月)以降は、晴れたり曇ったりの変わりやすい天気になりそうです。強い日差しや湿った空気の影響で大気の状態が不安定になり、中国山地沿いの地域を中心に雨の降る日もある見込みです。晴れていても、天気が急変する可能性がありますので、お出かけの時は折り畳みの傘を持っておくと安心です。昼間は湿気が多く、蒸し暑い日が多いでしょう。夜間も気温が下がりにくく、寝苦しい見込みです。寝る前にコップ一杯の水を飲むなど、夜間の熱中症対策も必要です。
●熱中症の応急処置
熱中症は、できるだけ予防したいものですが、万が一、症状が疑われる場合は、次のような応急処置が必要です。
まずは、涼しい場所へ移動しましょう。冷房の効いた部屋や、屋外では風通しのよい日陰で、できるだけ早く、体を冷やしてください。
衣服を緩めて、体から熱を逃がしましょう。体温を下げるためには、冷やした水のペットボトル、氷枕などを使って、両側の首筋や、わきの下、足の付け根を冷やすと効果的に体温を下げることができます。
水分と塩分を補給しましょう。冷たい水を、自分で持って飲んでもらうと、体にこもった熱を奪うだけでなく、水分補給もできます。また、経口補水液やスポーツドリンクを飲めば、汗で失われた塩分も適切に補えます。
ただ、吐き気を訴えたり、意識がなかったりするなど、自分で水分を摂ることができない場合は、口から水分を補給するのは禁物です。すぐに病院へ運んでください。