今日18日深夜(19日未明)に、南東の空で月(半月)と土星が近づいて輝きます。全国的に晴れて、観察できる所が多くなりそうです。また、月は22日から23日にかけて細くなりながら金星に接近します。細く輝く月と明けの明星を楽しみましょう。

●月と土星が接近

今日18日深夜(19日未明)、南東の空で月と土星が近づいて輝きます。この日の月は下弦で、半月です。
東京の月の出は18日23時41分で、東の空から昇る月の後を追いかけるように土星が昇ってきます。月と土星は寄り添って輝きながら、午前3時頃にかけて南東の空高くへと昇っていくでしょう。ただ、その後はすぐに空が明るくなってきてしまうため、午前2時から3時くらいの間に観察するのがおすすめです。

●観察できる所はどこ?

日本付近は引き続き高気圧に覆われるでしょう。
19日午前2時~3時頃は、北海道から九州で晴れる所が多い見込みです。雲の広がるエリアもありますが、少し時間をおいて何度か空を見上げてみるとよいでしょう。夜も気温の下がり方が鈍く、関東から九州を中心に寝苦しい所が多くなります。眠りが浅い時は少し星空を見上げてリラックスするのもよさそうです。
沖縄は湿った空気の影響で雲が広がりやすく、観察にはあいにくの天気でしょう。

●週末には月が金星に接近

なお、月はだんだん細く欠けていきながら、22日から23日にかけて金星に接近します。細く輝く月と明けの明星を楽しみましょう。
なお、22日から23日にかけては前線の影響で日本海側を中心に曇りや雨となりそうです。まだ少し先のことですので、最新の予報をご確認ください。

情報提供元: tenki.jp日直予報士