今日17日(火)は、日中は広く晴れる見込み。日傘や帽子で紫外線対策を。ただ、関東では、夕方から夜にかけて、北部や内陸部を中心に急な雷雨がありそう。短い時間に激しく降る所があるため、道路の冠水など注意。

●日中は広く晴天 関東は激しい雷雨の所も

今日17日(火)は、昼頃にかけて前線が西~北日本を通過するでしょう。前線に向かって湿った空気が流れ込むため、西日本では大気の状態が不安定となる見込みです。九州南部(宮崎県や鹿児島県)や高知県、和歌山県、奈良県など、昼前まで雨や雷雨の所があるでしょう。竜巻などの激しい突風や落雷、急な強い雨にご注意ください。

次第に高気圧に覆われるため、日中は九州から北海道まで晴れ間が広がる見込みです。日差しが強いので、日傘や帽子などで紫外線対策をしっかりしてお出かけください。

ただ、関東は、夕方から夜にかけて、栃木県や群馬県など北部や、秩父地方や多摩地方など内陸部を中心に、所々で雨や雷雨があるでしょう。短い時間に激しく降る所もあるため、道路の冠水や低い土地の浸水、河川の増水に十分ご注意ください。

最高気温は、全国的に平年を上回り、真夏のような暑さになる所が多いでしょう。のどが渇く前にこまめに水分をとって、冷房を適切に使用するなど、熱中症に十分ご注意ください。

●天気急変のサインは?

関東は晴れても、夕方以降は、急な雷雨がありそうです。次のような現象が見られたら、天気が急変するサインです。

・真っ黒な雲が近づいてきた
発達した積乱雲は、真っ黒に見えます。黒い雲が速いスピードで動いているように見えたり、晴れていたのに、急に空が暗くなったりする時は、急な雨に注意が必要です。

・雷の音が聞こえてきた
ゴロゴロという音が聞こえてきたり、稲妻が見えたりしたら、雷雲が近づくサインです。

・急に冷たい風が吹いてきた
発達した積乱雲からは、雨粒とともに、冷たい風が勢いよく吹き降りてきます。風の変化にも、注意が必要です。

このような前兆を感じたら、まもなく、急な激しい雨が降る可能性があります。安全な場所に避難してください。

なお、短い時間に激しい雨が降ると、普段は流れの遅い河川や用水路でも、一気に水かさが増したり、流れが速くなったりします。危険なので、絶対に近づかないでください。また、アンダーパスはすぐに冠水する恐れがありますので、無理をして通らず迂回するなどの対応をとってください。

情報提供元: tenki.jp日直予報士