明日20日 関東は最高気温25℃超で暑さ続く 湿度はUP 夕方以降は雷雨に注意
明日20日(日)は、関東では夏のような暑さが続き、最高気温が25℃を超えるでしょう。午後は大気の状態が不安定になり、夕方以降は雷雨や急な強い雨の降る所もありそうです。
●最高気温は25℃超 湿度UPでムシムシ
明日20日(日)の関東は、高気圧に緩やかに覆われますが、湿った空気や気圧の谷の影響を受けるでしょう。そのため、晴れ間はありますが、今日19日(土)に比べると雲は多くなりそうです。
今日19日(土)は、群馬県館林市や桐生市で気温が30℃超えて、関東で今年初の真夏日となりました。そのほかの最高気温は、東京都心27.8℃、横浜27.2℃、千葉22.6℃、さいたま28.7℃、宇都宮28.6℃、水戸27.4℃、前橋29.3℃など、平年より10℃近く上回った所が多くなりました。
明日20日(日)は、日差しが少ない分、今日19日(土)よりは低くなりますが、それでも予想最高気温は東京、宇都宮、水戸、前橋25℃、さいたま26℃と広い範囲で夏日となるでしょう。また、湿度は今日より高くなる見込みで、蒸し暑くなりそうです。引き続き、こまめに水分を取るなど、暑さ対策をしっかりしてお過ごしください。
●夕方以降は急な雨や雷雨に注意
午後になると大気の状態が不安定になるでしょう。
夕方以降は北部から雨雲や雷雲が発生する可能性があり、夜は東京都心の南部でも雨や雷雨となる所がありそうです。お出かけの際は、折り畳みの傘などの雨具があると安心です。また、急に黒い雲に覆われるや、冷たい風が吹く、ゴロゴロと雷の音が聞こえるなど、天気の急変の合図があった場合は、頑丈な建物に避難するなど、安全を確保するようにしましょう。
●雷雲が近づくサイン その時どうする?
外にいる時、雷雲が近づいているかどうか、誰にでも簡単にわかる方法があります。雷雲が近づくサインは3つ。「真っ黒い雲が近づく」「ゴロゴロと雷の音が聞こえる」「急に冷たい風が吹く」です。このような変化を感じたら、まもなく激しい雨が降ったり、雷が鳴ったりする恐れがありますので、すぐに安全な所へ避難してください。
雷雲が近づく時、避難する場所は、近くのしっかりした建物や、車の中が良いでしょう。木の下での雨宿りは、木に落ちた雷が人に飛び移ることがあるので、危険です。万が一、周囲に避難する場所がない時は、両足をそろえて、頭を下げてしゃがみ、両手で耳をふさぎましょう。
単独の雷雲による激しい現象は、30分から1時間程度で弱まることが多いです。スマホなどで雨雲レーダーをチェックするなど、最新の情報を確認しながら、安全な場所で雷雲が過ぎるのを待ちましょう。