近畿地方は、スギ花粉の飛散が最盛期に入っており、14日(金)のランクは、和歌山県南部で「極めて多い」となっています。花粉症の方は、万全の対策でお過ごしください。

●明日12日(水) 雨の降っていない時に花粉飛散の可能性

明日12日(水)は低気圧が四国の南を進み、湿った空気が流れ込む見込みです。
近畿地方は、多少晴れ間の出る所があるくらいで、雲が広がりやすく、雨の降る時があるでしょう。
昼間の最高気温は、大阪と京都、串本で19℃、奈良と豊岡、舞鶴では20℃など、平年より高くなるため、雨の降っていない時間にスギ花粉が飛散するでしょう。
花粉症の方は、外出から帰宅した際には、玄関に入る前にしっかりと上着をはたくなど、対策が必要です。

●14日(金)は晴れて春本番の陽気 広い範囲で大量飛散の恐れ

近畿地方では、明後日13日(木)は天気が回復へ向かい、14日(金)は各地とも大体晴れるでしょう。気温は平年より高めで経過し、広い範囲で大量飛散する恐れがあります。特に、和歌山県南部の飛散ランクは「極めて多い」となっており、症状が強く出る可能性もあります。
15日(土)以降は雨が降りやすく、気温が平年より低い日があるでしょう。花粉の飛散は比較的抑えられますが、部屋の中に残った花粉で症状が出る可能性もあります。
花粉症の方は、室内をこまめに掃除するなど、対策を心がけてください。

情報提供元: tenki.jp日直予報士