5日(水)にかけては雨や雪の降る所が多く、東京都心など平地でも雪の可能性。日ごとの気温差が大きく、今週末にかけては、真冬のような寒さの日も。体調管理にご注意を。

●5日かけて広く雨や雪 寒暖差が大きい

明日4日(火)から5日(水)にかけても前線や低気圧の影響で、雨や雪の降る所が多いでしょう。4日(火)の午後は雨脚が再び強まり、九州では局地的に激しい雨が降りそうです。東海(静岡県)や関東甲信は山沿いを中心に大雪となり、4日(火)午後から5日(水)朝は平地でも雪の積もる所があるでしょう。交通機関の乱れや路面の凍結などにご注意ください。

6日(木)は次第に冬型の気圧配置に変わるでしょう。雪が降るのは北海道や東北の日本海側が中心で、ふぶく所もありそうです。7日(金)以降は広い範囲で晴れますが、8日(土)頃は関東など太平洋側の一部で雨が降るでしょう。

天気の変化とともに、寒暖差が大きくなります。明日4日(火)の最高気温は10℃に届かない所が多く、大阪や東京都心などは真冬並みの気温でしょう。5日(水)は寒さが和らぐ所が多いものの、全国的に春の暖かさが戻るのは9日(日)頃になりそうです。積雪が多い地域では、なだれや屋根からの落雪が発生しやすく、路面状況の悪化にもご注意ください。

●11日以降は気温は高め 花粉の飛散に注意

11(火)以降は、高気圧と低気圧が交互に日本付近を通過して、2~3日の周期で天気が変わりそうです。広い範囲で天気が崩れるのは、12日(水)から13日(木)にかけて。前線が通過するタイミングで、雨や風が強まるでしょう。長い時間降る雨ではなくても、落雷や突風が吹くおそれもあります。最新の情報を確認してください。

最低気温、最高気温ともに、平年並みか高い日が多いでしょう。雨を境に冷たい空気が流れ込んでも、極端な寒さはなさそうです。晴れる日ほど朝晩と日中との気温差が大きくなるため、重ね着などでうまく調節してください。また、九州から東北では、スギ花粉が大量に飛散する時期です。マスクやメガネなどで、花粉を取り込まないような対策を心がけましょう。

情報提供元: tenki.jp日直予報士