明日15日は広い範囲で穏やかに晴れて、日差しが暖かく感じられそう。その先、季節が逆行。18日頃からは全国的に厳しい寒さ。日本海側は大雪や吹雪となり、交通の乱れが拡大する恐れ。

●1週目 春から冬へ 18日頃から雪のエリアが広がる

明日15日(土)は高気圧に緩やかに覆われます。日中は、ほぼ全国で晴れるでしょう。最高気温は広い範囲で平年を上回る予想。北日本の強い風も収まって、日差しの温もりを感じられそうです。
16日(日)は低気圧や前線が日本付近を通過。九州から東海、北陸は午前中に広く雨で、午後は関東も所々で雨が降るでしょう。
17日(月)は次第に冬型の気圧配置に。午後は北または西よりの風が吹いて、寒気の流れ込みが強まってきます。北陸以北は、冷たい雨や雪が降りそうです。
18日(火)以降は、北海道と東北は日本海側を中心に雪や吹雪で、北陸から山陰も雪。断続的に降り方が強まり、警報級の大雪になる所もあるでしょう。関東北部から長野県、岐阜県にかけての山沿いも、雪の量が多くなりそうです。先週(4日から8日頃)と同じように、大雪による交通の乱れが拡大する恐れがあります。着雪による停電にも注意が必要です。また、東海以西の太平洋側も所々で雪。路面状況が変わりやすくなるでしょう。

●2週目 24日頃まで寒さ続く

22日(土)から24日(月:振替休日)も、北海道から本州の日本海側で雪が続き、更に積雪が増加しそうです。大阪をはじめ、西日本の太平洋側も所々で雪が降るでしょう。関東平野など、晴れる地域も気温が平年よりやや低い予想。北よりの風が時おり強まり、いっそう寒く感じられるでしょう。

25日(火)以降は、寒気が離れていきます。日本海側も、雪の範囲が狭くなり、降り方も次第に弱まるでしょう。気温は全国的に高めに転じ、寒さが和ぎそうです。

情報提供元: tenki.jp日直予報士