今日28日は西から流れ込んでいる強烈な寒気の影響で、西日本は冷たい雨や雪の降っている所もあります。朝から気温は上がらず、福岡市や松山市では最高気温が7℃以下と、平年を下回る厳しい寒さです。一方、関東は日が差して、東京都心は13℃を超えて3月中旬並みの暖かさです。

●今日28日 西日本では雪や雨 凍える寒さ

今日28日は西から流れ込んでいる強烈な寒気の影響で、西日本では日本海側だけでなく太平洋側でも冷たい雨や雪の降っている所があります。

寒気の影響で朝から気温は上がりにくく、午後1時30分までの最高気温は、福岡市や松山市では最高気温が7℃以下と、平年を下回っています。沿岸部ほど冷たい風も吹きつけて、凍えるような寒さです。

一方で、東海や関東は日差しがたっぷりです。東京都心では午後1時30分までの最高気温が13℃を超えて春先の陽気となっています。

●30日まで西日本を中心に厳しい寒さ 関東は極寒の「節分」か

西から流れ込んでいる寒波の影響は明後日30日にかけて続く見込みです。
最高気温は、福岡市や大阪市で10℃に届かない日が続くでしょう。
関東はしばらく晴れて最高気温が12℃前後まで上がりますが、2日は東京都心の最高気温が3℃の予想で、気温が一気に急降下します。ちょうど「節分」にあたり、豆まきなど屋外のイベントを予定されている方もいらっしゃると思いますが、冷たい雨や雪となる可能性もあります。寒さだけでなく、最新の気象情報にもご注意ください。

●来週の強烈寒波は長期滞在か

2日が冬と春を分けるとされる「節分」で、翌日3日が暦の上では春の始まりとなる二十四節気の「立春」です。3日以降は、強烈な寒波が流れ込み、長期間日本の上空に居座る可能性があります。
上の図は、6日(木)午前9時の寒気の予想図ですが、平地に雪を降らせるレベルとなる寒気が伊豆諸島の南から沖縄本島のすぐ北のあたりまで流れ込むでしょう。今回、西から流れ込んでいる寒波よりさらにもう一段強烈な寒気が南下する見込みで、凍えるような寒さが続く可能性があります。

来週以降にこの冬一番の寒さとなるかもしれません。防寒グッズなどを準備して寒さに備えておきましょう。

情報提供元: tenki.jp日直予報士