近畿地方では、明日14日(土)から15日(日)にかけて、山沿いを中心に雪が降り、積雪となる所がある見込みです。また、平野部でも雪が積もる可能性があります。車の運転は、積雪や凍結による路面悪化に注意が必要です。

●14日　近畿は山沿い中心に平野部でも積雪の可能性

明日14日(土)から15日(日)にかけて西高東低の冬型の気圧配置が強まり、近畿地方の上空1500メートル付近にはマイナス6℃以下のこの時期としては強い寒気が流れ込む見込みです。

近畿では、今夜から明日14日(土)にかけて山沿いを中心に雪が降り、積雪となるところがあるでしょう。平野部は雨のところが多いですが、雪のところもある見込みで、平野部でも雪が積もる可能性があります。積雪となる地域に車で出かける場合は、冬用タイヤを装着し、慎重な運転を心がけてください。雪や雨が降るのは主に明日14日の午前中で、中部や南部では午後は止む所が多い見込みです。

●15日　近畿北部などで引き続き雪

15日(日)も上空に強い寒気が流れ込み、雪の降る所がある見込みです。ただ、14日(土)より降る範囲は狭く、近畿北部や紀伊山地周辺などに限られるでしょう。引き続き、積雪や凍結による路面悪化にご注意ください。その他の地域では晴れ間の戻るところが多い見込みです。

●近畿地方の初雪の記録

近畿地方では、各気象台で初雪の観測を行っています。初雪の平年日は、神戸で12月13日、京都で12月11日など12月中旬のところが多く、大阪は少し遅めの12月26日です。昨シーズンは、12月17日と12月21日に観測された地点が多かったのですが、京都は平年より28日遅い1月8日でした。今年はまだ近畿地方では初雪は観測されていませんが、今週末は雪の降るエリアが広がるため、初雪の便りの届く所があるかもしれません。

情報提供元： tenki.jp日直予報士