東海地方は、明日12日まで大体晴れますが、13日(金)は広く天気が崩れそうです。普段あまり雪が降らない地域でも積雪の可能性があるため、今後の気象情報に注意してください。14日(土)、15日(日)は、岐阜県山間部では雪のピークとなり、積雪が一気に増えそうです。お出掛けは、最新の道路状況に注意が必要です。

●13日(金)は平野部は曇りや雨、山沿いは雪の所も

13日(金)は気圧の谷が本州付近を通過するため、天気が崩れる見込みです。平野部は所々で雨が降り、山沿いの地域では、夕方以降は雪が降るでしょう。この時期はあまり雪が降らない富士山周辺など静岡県東部の峠や、天城山周辺の伊豆の峠でも雪が降り、積雪の可能性があります。冬用タイヤへの交換がまだな方は、早めにすませておきましょう。

今後、雨や雪のエリアが変わったり、雨雲や雪雲がかからない可能性もあります。最新の気象情報を確認するようにしてください。

●シーズン最初の雪 慣れていても注意

冬の時期に雪の多い所に住んでいる方でも、ひと夏を過ぎると、雪道での車の運転感覚を忘れがちです。シーズン最初の雪は、たとえ雪に慣れている方でも、以下の2つのことに注意が必要です。

(1)必ず、スタッドレスタイヤに交換するか、タイヤチェーンを装着しましょう。スタッドレスタイヤは、溝が十分にあるかどうかを、事前に確認してください。あまり使っていないスタッドレスタイヤでも、時間が経てば、劣化が進みますので、シーズン前に点検が必要です。
(2)たとえ急いでいても、急ブレーキ、急なハンドル操作、急発進、急な車線変更など「急」のつく運転はやめましょう。「急」のつく運転をしてしまうと、車がスリップしやすくなります。車を発進する時や上り坂では、タイヤが空転してしまわないよう、アクセルをじわりと踏み込んでください。下り坂では、エンジンブレーキを基本として、アクセルとブレーキも適度に調整して、速度を落としてください。

●14日(土)~15日(日) 強い寒気が南下 山間部は積雪急増の恐れ

土曜日は、強い冬型の気圧配置に変わり、上空には12月中旬には滅多にない強い寒気が流れ込む見込みです。各地で厳しい寒さになり、山間部では雪が降る所が多くなるでしょう。

●岐阜県山間部:雪のピークは土日 週明けも雪が降りやすい

岐阜県は、山間部で大雪の恐れがあり、美濃地方の平野部でも雪の降る所がある見込みです。積雪や路面の凍結にご注意ください。太平洋側は、日差しが届く所も真冬の寒さになる見込みです。万全の寒さ対策が必要です。

岐阜県山間部は、雪のピークは土日ですが、来週も雪の降る日が多いでしょう。雪道は、慎重な運転を心がけるようにしてください。

情報提供元: tenki.jp日直予報士