4日(水)頃から寒さが続くようになり、本格的な冬へ。7日(土)からは一段と強い寒気が流れ込み、日本海側は雪の量が多くなりそう。晴れる太平洋側は空気の乾燥が続くため、体調管理にもご注意を。

●12月7日(土)頃　強い寒気が南下

明日2日(月)は、九州から近畿で朝まで雨の降る所がありますが、次第に晴れるでしょう。日中は、全国的に日差しが届きそうです。ただ、低気圧や前線が近づくため、夜は東北と北海道の日本海側で雨が降るでしょう。気温が高いため、雪は山沿いが中心となりそうです。3日(火)は次第に冷たい空気に入れ替わるため、北海道の平地も雪に変わる所があるでしょう。

4日(水)以降は冬型の気圧配置が続き、日本海側では断続的に雪や雨が降りそうです。太平洋側は広い範囲で晴れて、空気の乾いた状態が続くでしょう。7日(土)は一段と強い寒気が流れ込み、夜には上空1500メートル付近でマイナス12℃以下、平地で大雪になるような強烈な寒気が北海道まで南下する予想です。寒気の流れ込みのピークとなる8日(日)にかけては、北陸や東北、北海道の日本海側を中心に雪の量が多くなるでしょう。仙台など、太平洋側にも雪雲が流れ込みそうです。

最高気温は、3日(火)頃までは平年より高い所が多く、九州から関東では20℃近くまで上がる所もあるでしょう。4日(水)以降は日ごとに気温が下がり、冬らしい寒さの日が続きます。7日(土)と8日(日)は冷たい北よりの風が強まるため、いっそう寒く感じられるでしょう。

●冬らしい寒さ　日本海側は大雪に注意

9日(月)以降も寒気の影響を受けやすく、北海道から山陰にかけての日本海側は雪や雨の降る日が多いでしょう。北海道や東北の日本海側は積雪が増えて、北陸の平地も雪の降る日がありそうです。

北海道や本州の太平洋側、四国、九州は晴れる日が多いでしょう。雨や雪が降るのは山沿いが中心ですが、13日(金)頃は平野部にも雪雲や雨雲が流れ込みそうです。

最低気温、最高気温ともに、全国的に平年並みか低い日が多いでしょう。北海道は、最高気温が0℃未満の真冬日の日もありそうです。東北や北陸は日中でも10℃に届かず、関東から九州は12℃前後の日が多いでしょう。日が暮れるのも早くなり、朝晩は冷え込みが強まります。風邪などひかないよう、手洗いやうがいも心がけてください。

情報提供元： tenki.jp日直予報士