28日 日本海側を中心に雷雨 北陸は警報級の大雨のおそれ 落雷・突風などに注意
今日28日は、日本海側を中心に大気の状態が不安定。雷を伴って雨脚が強まる所があり、北陸では警報級の大雨となるおそれも。日差しが届く所でも、落雷や突風、ひょうにご注意を。
●大気の状態が不安定
今日28日は、低気圧が日本海を進み、上空には寒気が流れ込むでしょう。日本海側を中心に大気の状態が不安定となり、雨雲が発達しやすい状態が続きます。発雷確率は北陸を中心に日本海側で高く、落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうが降るおそれもあります。低気圧の動きが遅いため、影響が長引くでしょう。
また、風も強まり、沿岸の地域では強風や高波にご注意ください。九州北部では、暴風に警戒が必要です。
●日本海側は広く雨 局地的に雷雨
今日28日は、九州北部から近畿北部では断続的に雨が降るでしょう。九州南部から近畿南部は、晴れ間の出る時間もありますが、急な雨や雷雨にご注意ください。東海と関東甲信は、おおむね晴れるでしょう。ただ、長野県など山沿いの一部には、雨雲や雪雲が流れ込みそうです。
北陸は雨が降ったりやんだりで、雷を伴う所もあるでしょう。雨雲が予想よりも発達したり、停滞した場合は警報級の大雨となる可能性があります。地震の影響で地盤の緩んでいる所があるため、少ない雨量でも土砂災害に注意、警戒してください。東北と北海道は、日本海側を中心に雨が降るでしょう。
東海や北陸、東北の山沿いでは雪、北海道では平地でも雪の降る所がありそうです。積雪や凍結による路面状況の悪化にご注意ください。
●最高気温 前日ほど上がらず
今日28日の最高気温は、昨日27日より低い所が多いでしょう。
最高気温は、那覇で21℃と、12月下旬並みの予想です。日差しがあっても気温は上がりにくく、風がヒンヤリと感じられるでしょう。
九州南部から東海は15℃前後の所が多く、平年並みか低くなりそうです。九州北部や山陰、近畿北部は12℃前後、北陸は10℃くらいの所が多いでしょう。西よりの風がやや強く吹くため、実際の気温よりも寒く感じられそうです。
関東甲信は、昨日27日より5℃以上低い所もあり、寒暖差が大きくなるでしょう。それでも、東京都心は18℃と、11月上旬並みの予想です。東北と北海道は、10℃に届かない所が多いですが、平年並みか高いでしょう。