この先は、秋雨前線や台風による荒天に注意、警戒。6日(金)頃には、新たな熱帯低気圧もしくは台風が沖縄に接近する可能性があり、最新情報の確認を。厳しい残暑が続く。

●3日(火)~9日(月) 所々で雨 沖縄は新たな台風接近か

明日3日(火)は秋雨前線が関東付近を南下するでしょう。太平洋側ほど雲が多いものの、晴れ間が出そうです。前線に伴う雨雲がかかる関東は、断続的に雨や雷雨。激しい雨が降る所もあるでしょう。台風10号の影響で記録的な大雨となった所では、少しの雨でも土砂災害が発生する可能性が高まります。土砂災害や低い土地の浸水に注意、警戒してください。

4日(水)から5日(木)にかけては、高気圧に覆われて晴れる所が多いでしょう。6日(金)は前線が北日本を通過するため、東北北部や北海道は雨が降りそうです。7日(土)以降も前線や湿った空気の影響で、北陸や東北を中心に所々で雨が降るでしょう。急に強まる雨や雷雨にご注意ください。

一方、昨日1日(日)に発生した台風11号は、フィリピンの東を発達しながら北上するでしょう。次第に西よりに進路を変えて、5日(木)には南シナ海へと進み、日本への直接的な影響はなさそうです。ただ、別の熱帯低気圧もしくは台風が、6日(金)頃には沖縄に接近するおそれがあります。最新の情報を確認してください。

9月に入っても、全国的に厳しい残暑が続きそうです。西日本を中心に最高気温が35℃以上の猛暑日になる所があるでしょう。関東は、雨で一時的に暑さが和らぐものの、5日(木)以降は30℃以上の日が続きそうです。

●10日(火)~15日(日) 台風シーズン 予報はこまめに確認を

沖縄は、11日(水)にかけて雨が降るでしょう。九州から東海は、10日(火)以降も晴れる日が多くなりそうです。しばらくは真夏のような暑さが続くでしょう。夜間の気温が25℃を下回らない熱帯夜が続く所もありそうです。

関東から北海道は短い周期で天気が変わり、12日(木)頃は広い範囲で雨が降るでしょう。気温は平年より高い日が多く、関東や北陸、東北は最高気温が30℃を超える日もありそうです。ただ、一雨ごとに暑さが和らぐでしょう。

来週は、台風や熱帯低気圧の動向で予報が大きく変わります。9月は台風の発生数や上陸数も、一年の中では多い時期です。最新の情報を確認して、早めに備えをしてください。

情報提供元: tenki.jp日直予報士