今週末にかけて広く晴れの天気が続く見込み。明日12日(金)~14日(日)にかけて、日ごとに南から暖気が北上。日差しと暖気で各地で気温が上昇。14日(日)をピークに、九州~東北まで最高気温が25℃以上の夏日が急増。一部では30℃に迫る暑さ。4月でも油断せず、暑さに備えを。

●明日12日も広く晴天 関東は沿岸部で一時雨

明日12日も日本付近は、広い範囲で高気圧に覆われて、晴れの天気が続くでしょう。
沖縄は次第に雲が増えて、夜は雨や雷雨となりそうです。九州は朝は所々で雨ですが、日中は次第に日が差すでしょう。

晴れる所が多い中、関東は南を通る低気圧の影響を受けそうです。
関東南部の沿岸部や静岡県では、午前中は一時的に雨の降る所があるでしょう。外出前に雨が降っていなくても、通勤や通学は雨具があると安心です。
また、伊豆諸島南部は明日12日は雨で、午前中は局地的に激しく降るでしょう。雨の降り方に十分気を付けて、土砂災害に注意、警戒をしてください。

●明日12日(金)~14日(日) 日ごとに夏日が急増

週末にかけて広い範囲で晴れの天気が続く見込みです。今日11日(木)は、宇都宮市と新潟市で桜が満開となりました。
関東北部や北陸、東北南部では広い範囲で桜が見頃となっています。週末にかけて、お花見日和が続くでしょう。ただ、日中は急な暑さにご注意ください。

明日12日(金)から14日(日)にかけては、日差しに加えて、日を追うごとに季節外れの暖気が北上するでしょう。
明日12日(金)は、大阪市や名古屋市で25℃に迫り、近畿や東海を中心に、夏日になる所がありそうです。

13日(土)は、さらに広い範囲で気温が上がり、札幌市で19℃と20℃に迫る気温に。また、14日(日)は東京都心や仙台市も25℃以上となる見込みで、九州から東北まで夏日が続出するでしょう。関東甲信の内陸部では一部で30℃に迫りそうです。

週末から急に暑くなり、しばらくこの時期としては気温の高い状態が続く見込みです。4月でも油断せず、水分補給はこまめに行ったり、車の中の気温の上昇に気を付けるなど、暑さに備えてください。

●寒暖差は大 服装注意 昼間は半袖でも夜は長袖が必要

週末にかけて、広い範囲で高温が予想されますが、日中は気温が上昇しやすいものの、夕方以降はぐっと下がり、一日の寒暖差は大きいでしょう。

上の図は、気温と服装の目安です。
昼間は25℃くらいまで上がり、半袖など薄着で過ごせる所でも、夕方には20℃を下回り、長袖が欲しくなるでしょう。
朝と夜は、長袖の羽織るものや上着が欠かせません。服装は時間によって調節しやすく、脱ぎ着しやすいものを選んでください。

日中は暑さに気を付けて、涼しい服装選びが必要になりますが、重ね着などで上手に調節できる服装を心がけると良さそうです。

情報提供元: tenki.jp日直予報士