7日の花粉情報 九州や東北北部など「非常に多い」
今日7日は、九州や東北北部を中心に、花粉の飛散量が「非常に多い」でしょう。四国から関東は「やや多い」見込みです。本格的なヒノキ花粉のシーズンです。万全の対策をしてお出かけください。
●九州北部など「非常に多い」
3月に入り、本格的にヒノキ花粉のシーズンとなりました。九州から東北まで花粉のピークの時期に入り、東北北部でもスギ花粉が大量に飛び始めています。今日7日は、九州から東北まで晴れ間の出る所が多いでしょう。特に九州北部や東北北部を中心に花粉の飛散が「非常に多い」見込みです。四国から東北南部は「やや多い」でしょう。広島や新潟など日本海側では「少ない」所が多い見込みです。
●週間花粉情報
本格的なスギ花粉の飛散の時期に入っているため、この先一週間は、九州から東北まで花粉が大量に飛散する所が多いでしょう。
福岡は、10日にかけて「多い」、高知は明日8日から10日まで「非常に多い」見込みです。広島や名古屋は、明日8日から11日にかけて、「非常に多い」でしょう。関東甲信は明日8日は「多い」、9日から11日は「非常に多い」見込みです。仙台は来週11日からは「多い」でしょう。
●外出時の花粉対策
花粉症の症状を緩和させるには、花粉を避けることが大切です。マスクやメガネをつけ、衣類も工夫しましょう。
① メガネ
メガネを使用しない場合に比べて眼に入る花粉量はおよそ40%減少し、防御カバーのついた花粉症用のメガネではおよそ65%も減少するという実験結果があります。
② マスク
感染症予防として使用している方も多いかと思いますが、花粉を吸いこむ量もおよそ3分の1から6分の1に減らすことができます。マスクは顔にフィットするものを選ぶことが大切です。また、マスクの内側にガーゼを当てること(インナーマスク)でさらに鼻に入る花粉が減少することが分かっています。
③ 衣類の工夫
一般的にウール製の衣類などは木綿や化繊に比べて花粉が付着しやすく、花粉を屋内に持ち込みやすくなります。ウールの花粉のつきやすさは、綿に比べるとおよそ10倍にもなります。外出の際は、外側にウール素材の衣服を着ることは避けて、表面がツルツルした素材の上着を選ぶようにしましょう。