北陸 平地でも2日(土)にかけて3月としてはまとまった雪に 雪道運転に注意
これから2日(土)にかけて、冬型の気圧配置が強まり、北陸の上空には3月としては強い寒気が流れ込むでしょう。平地でも降雪量の多くなる所があるでしょう。1月下旬の寒波以来の久々の本格的な降雪で、3月としては2017年以来のまとまった降雪となる所が多くなるでしょう。車を運転される方はいつも以上に慎重な運転が必要です。
●平地でも広く積雪 3月としては2017年以来、7年ぶりの本格的な雪か
2日(土)にかけて、冬型の気圧配置が強まるでしょう。1日(金)の夜遅くには平地で雪となる目安の寒気が北陸地方に流れ込み、平地でも雪に変わる所が多くなるでしょう。2日(土)の朝には、上空1500メートル付近でマイナス12度以下の寒気が北陸地方に流れ込むでしょう。また、北陸地方で大雪の目安とされる上空3000メートル付近でマイナス20度以下の寒気が、2日(土)の夜遅くにかけて北陸地方に居座る見込みです。
このため、北陸地方では平地を含めて広く積雪するでしょう。2018年以降の3月は記録的に暖かい年が続いていただけに、3月のまとまった雪は久々となります。また、気温も低く、2日(土)の最低気温は氷点下となる所が多くなりそうです。積雪だけではなく、路面凍結にも注意が必要です。
●降雪のピークは1日(金)夜遅くから2日(土)の朝か 平地でも局地的な雪の強まりに注意
北陸地方の平地では1日(金)夜遅くから雪に変わる所が多いでしょう。その後、2日(土)の朝にかけては、山間部を中心に強い雪が降り、平地でも富山県や新潟県の上越地方を中心に局地的に降雪が強まる所があるでしょう。
上空の風向きはやや西に寝ており、新潟の内陸部や富山県などは降雪量がやや多くなる可能性があります。
●降雪量の予想 平地でも20センチ以上の降雪の所も
北陸地方では、寒気のピークは2日(土)の朝となりますが、西寄りの風が続き、平地でも降雪量が多くなる所があるでしょう。
富山県では2日(土)の6時までに平地の多いところで20センチ、その後さらに10センチの降雪が予想されます。市街地でも道路にしっかりと雪が積もりそうですので、車でお出かけの方はしっかりとした対策が必要です。
新潟の中越・上越地方でも2日(土)の6時までに平地の多い所15センチ、山間部では30センチ以上の降雪となる所がありそうです。
石川県の加賀地方や福井県では、平地での降雪量は少ない予想ですが、道路への積雪には注意が必要です。