都心で今年80回目の真夏日 9月中旬突入も残暑厳しく 3連休も万全な熱中症対策を
きょう12日、東京都心はことし80回目の真夏日となりました。仙台市ではきょうで60回目の真夏日です。9月中旬に入っても残暑が厳しく、暑さの記録を更新し続けています。
●東京都心で80回目の真夏日 仙台市で60回目
9月中旬に入ってもなかなか残暑がおさまりません。
きょう12日は、日が差している九州から東北を中心に気温がみるみる上昇中です。
東京都心は午前10時30分までに31.4℃まで気温が上がり、今年80回目の真夏日となりました。
午前10時30分までに最も気温が上がっているのは秋田県北秋田市の鷹巣と横手市で33.9℃まで上がっています。
仙台市でも31.0℃まで上がり、きょうで60回目の真夏日です。9月中旬に入っても残暑が厳しく、東京都心や仙台市など年間の真夏日日数の過去最多記録を更新し続けています。
●この先も残暑厳しく 3連休も熱中症に注意
この先も各地で残暑が厳しいでしょう。
あす13日以降も、九州から東北にかけての広い範囲で真夏日となりそうです。東海や近畿、関東の内陸部ではまだ猛暑日になる所もあるでしょう。
今週は土曜日から3連休という方も多いと思いますが、連休中も暑さが続くため、熱中症に注意が必要です。涼しい場所で休憩をとる、こまめな水分補給を行うなど熱中症対策が欠かせないでしょう。お年寄りや小さなお子さんは、こまめに声をかけるようにしましょう。
●車内の熱中症 効率的な熱の下げ方
車の中は、短時間で温度が急上昇するため、熱中症に十分注意をする必要があります。
車内温度が55℃と高温になった駐車車両の車内温度を下げるための方法を複数試したところ、最も早く温度が下がったのは「窓を全開にして車のエアコン(オート)を外気温導入、温度設定をLo(最低)にして走行し、2分後に窓を閉め、エアコンを内気循環にして3分間走行する方法」でした。この方法では5分後の車内温度が28℃になりました。
上の画像のように、窓を全開にしてエアコンを外気導入にして走り出し、車内の熱気を出したら窓を閉め、内気循環にして冷やすことが最も効率的に車内を涼しくする方法と考えられます。