11月24日に大阪管区気象台から発表された1か月予報によると、この先1か月、近畿地方では、気温は平年より高くなり、降水量は太平洋側を中心に平年よりも多くなる見込みです。


●この先1か月の近畿地方は


11月24日発表の1か月予報によると、近畿地方では、12月3日から12月9日にかけては寒気の影響をあまり受けず、気温が平年よりも高くなる見込みです。また、この期間は高気圧に覆われやすく、近畿地方全般に晴れる日が多くなるでしょう。ただ、その他の期間は日本海側では平年同様曇りや雨の日が多く、太平洋側でも、11月26日から12月2日にかけては湿った空気の影響で曇りや雨の日が多くなる見込みです。特に11月27日、日曜日は太平洋側を中心に雨の量が多くなる恐れがあるため、注意が必要です。


●イチョウの葉っぱをよく見ると


近畿地方では、各気象台からイチョウ黄葉の知らせが届き、中にはあっという間に落葉してしまった所もあります。街中のイチョウも、だいぶ落ち葉が目立つようになりました。そんなイチョウの葉をよく見ると、大きく切れ込みの入った葉と、そうでない葉があることに気がつきます。切れ込みの大きな葉は雄木のもので、そうでない葉は雌木のものなんだとか。これはあくまで俗説で、実際には、ギンナンが出来るか出来ないかを見ないと雌雄の判断はつかないのですが、そんなことを考えながら落ち葉を観察するのもいいかもしれませんね。

情報提供元: tenki.jp日直予報士