【新潟】来日初得点のFWマテウス・モラエス、ゴールパフォはスウェーデン代表FWが手本
<明治安田J1:新潟1-2鹿島>◇23日◇第27節第2日◇デンカS
アルビレックス新潟はホームで鹿島アントラーズに1-2で敗れたが、今夏に新加入したFWマテウス・モラエス(25)が来日初ゴールを決めた。右サイドハーフで先発出場。0-1の前半17分、同じく夏に新加入したFWブーダ(26)のシュートのこぼれ球を利き足の左でプッシュした。「ボールが来ると信じて動いていた。相手DFがスライディングするのが見えたので、当たらないようにダイレクトで打った」と振り返った。
J初ゴール後にはスウェーデン代表のアーセナルFWビクトル・ギェケレシュ(27)を手本とした、両手で口をマスクのように覆うパフォーマンスを披露。「すごいファンで、ブラジル時代からまねしている」。ゴール以外にも鋭いドリブルや、急きょ、右サイドバックで出場したMF植村洋斗(23)とのコンビネーションから好機を演出し続けた。
初ゴールが勝利に直結せず「フラストレーションは高い」と話したが、「自分たちができることは仕事に集中すること。改善すべきところに取り組み、次の浦和戦に向かうだけ」と前を向いた。【小林忠】