【日本ハム】球団32年ぶり!2発のレイエスが今季本拠20発の大台「ゾーン入ってるわぁ」新庄監督
<日本ハム8-3ソフトバンク>◇23日◇エスコンフィールド
日本ハム・フランミル・レイエス外野手(30)が2本の特大アーチでエスコンフィールドを大熱狂させた。1本目は2回。今季の対戦成績が9打数1安打、6三振の有原から左翼へ先制26号ソロ。「有原投手とは何回も対戦していて成績はよくなかった。でも、今日は彼との対戦ではなくファイターズ対ホークス。自分の結果よりもバットの芯にボールを当てて何かを起こすことを意識した」と相性の悪さも吹き飛ばした。
2本目は7回。高卒2年目左腕の前田悠から中堅へ27号ソロを放った。今季2度目の1試合2発、本拠地では今季20本目の節目の1発で勝利を決定付けた。新庄監督も「今、ゾーンに入ってますね。センターのあれ、何番アイアン?(笑い)。ゾーン入ってるわぁ」と頼もしい超優良助っ人にご満悦。本塁打数は昨季の25本を超え、打点数もリーグ断トツ76打点。「35本ホームラン打って、100打点できるように頑張ります」。逆転でのリーグ制覇へ、事を起こし続ける。
▼レイエスが2回に26号ソロ、7回に27号ソロを放ち、これで今季エスコンフィールドで20本目。52年のフランチャイズ制後、日本ハムの選手が本拠地球場で20本打ったのは、81年ソレイタが後楽園球場で24本、93年ウインタースが東京ドームで21本打って以来、球団32年ぶり3人目。ちなみに札幌ドーム時代のシーズン最多本塁打は04年セギノールの19本で、20本以上打った選手はいなかった。