【巨人】阿部監督「もうちょい勉強した方が…」3カ月ぶり白星の井上温大に愛のムチで工夫要求
<巨人4-1DeNA>◇23日◇東京ドーム
巨人阿部慎之助監督(46)が、約3カ月ぶりの白星を挙げた井上温大投手(24)に愛のムチを振るった。
井上は6回途中まで無失点の好投で今季4勝目。初回からストライク先行で安定した投球を続け、5回には岡本和真内野手(29)の2試合連続アーチで援護をもらった。6回はピンチを背負ったが、本塁タッチアウトの好守に助けられ、無失点で切り抜けた。83球でマウンドを降りた後は救援陣がリードを守り、勝利をつかんだ。
試合後、阿部監督は6回先頭蝦名へ追い込んでから与えた四球を指摘した。「蝦名くん、膝元にスライダーに(バットが)ビシッと止まっていた。止まっていたなら球種を変えりゃいいのに。(交代時のマウンドで)『振ると思った?』って言ったら『振らないと思いました』って。じゃあ首を振れよって話じゃないですか。もうちょい勉強した方がいいと思います」と投球の工夫を求めた。
さらに「まだ借金のあるピッチャー。とにかく自分の借金を返さないといけないと思って頑張ってほしい」と成長を期待した。