ロッテ対西武 試合前の練習で笑顔を見せるロッテ伊志嶺外野守備兼走塁コーチ(撮影・小沢裕)

ロッテ伊志嶺翔大1軍外野守備兼走塁コーチ(37)が23日、母校沖縄尚学の甲子園初優勝を祝福した。伊志嶺コーチは比嘉監督就任時の3年生で、兄の大吾さんが沖縄尚学野球部部長を務めている。

今大会は「見られる範囲では見ていた」と決勝戦もテレビで観戦。「まずはおめでとうございますと、お疲れさまですということを伝えたい」と祝福した。県勢では15年ぶりとなり「興南さんもすごかったけど、母校ということも踏まえれば今年はさらに感慨深いものがある」と話した。

今年のチームについては「守備力、投手を中心としたチームだと思います。末吉くんは県大会でも注目されていましたしすごいなと思ったけど、それ以上に2番手の新垣くん、あの子のおかげと言っても過言ではないというくらいすごく頑張っていた」と決勝でも力投した2年生投手をたたえた。

自身の高校時代については「遠い昔なので全然覚えていないです、県大会で負けちゃったので」と話しつつも、「でもやっぱり、高校野球はトーナメントですし、1球にかける思いはひしひしと感じますね。そういうひたむきなプレーが大事だなと感じました」と話した。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【ロッテ】伊志嶺コーチが母校沖縄尚学の甲子園Vを祝福「感慨深い」比嘉監督就任時の3年生