【DeNA】岡本和真の2発に沈む…巨人戦5連敗で今季だけで対巨人借金9
<巨人4-1DeNA>◇23日◇東京ドーム
DeNAが巨人戦5連敗で2位巨人と3・5ゲーム差に広げられた。岡本にソロ2発を浴びて打線も援護しきれずに完封負けを喫した。
先発の石田裕太郎投手(23)はテンポの良い投球でリズムを作った。4回まで5奪三振で完全投球。相手打線を寄せ付けなかったが、主砲の一振りに沈んだ。5回先頭、岡本に121キロのシンカーを捉えられて、初安打が左翼席への先制ソロとされた。
さらに7回1死でも、岡本にスライダーをバックスクリーン左に運ばれ、2打席連続本塁打を被弾した。3安打ながらそのうち2本がソロで失点を重ね、99球で7回3安打2失点9奪三振で降板した。石田裕は「全体的に自分の思うようなところに投げられて良かったと思います。7回の岡本選手へのホームランは反省点。チームに良い流れを呼び込むことができなくて本当に悔しい思いです」とコメントした。
2番手森原も泉口に適時二塁打を浴びるなど、2失点(自責1)で流れを止めきれなかった。
打線は好投した2年目右腕を援護できず。1点を追う6回には無死一塁から桑原が右中間を破る二塁打。一走・蝦名がヘッドスライディングで本塁突入も、間一髪のタイミングでアウトで同点とはならなかった。相手投手陣に3安打無得点に封じられて巨人戦は5連敗となった。
前日にも敗れて今季の対巨人戦のカード負け越しが決定。今季はこれで5勝14敗1分けで借金9と苦しい展開を強いられている。