沖縄尚学対日大三 沖縄大会決勝の対戦校・エナジックスポーツで今夏まで主将を務めた砂川誠吾さん。同僚のイーマン琉海内野手ら10人以上の野球部や地元の友人と訪れた(撮影・中島麗)

<全国高校野球選手権:沖縄尚学3-1日大三>◇23日◇決勝◇甲子園

みんなで応援さ~! 超満員の沖縄尚学のアルプススタンドでは、宿敵も束になって歓喜に浸った。

今春センバツ出場校で、今夏の沖縄決勝で熱戦を演じたエナジックスポーツのナインも甲子園に駆けつけた。主将を務めた砂川誠吾外野手やイーマン琉海内野手(ともに3年)らは沖縄尚学のTシャツやバルーンスティックを持って応援に加わった。砂川は「小中学校やチームが一緒だった(沖縄尚学の)比嘉大登が沖縄代表として決勝で戦っていて誇らしい」と声を弾ませた。

実は砂川は準々決勝の東洋大姫路戦から甲子園で沖縄尚学を応援していたという。宿泊先の延泊を重ね、地元や高校の仲間と夏の大一番を見守った。「これまで見てきた試合よりも、緊張感や雰囲気が違いますね」と息をのみながら観戦。しのぎを削った相手へ、最後まで声援を送った。【中島麗】

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【甲子園】沖縄尚学の宿敵エナジックスポーツが観戦!砂川誠吾「誇らしい」、イーマン琉海ら応援