ダルビッシュが大谷翔平封じ「四球でもいいっていうような配球を、申し訳ないですけど大谷君に」
<パドレス2-1ドジャース>◇22日(日本時間23日)◇ペトコパーク
首位攻防3連戦の初戦を任されたパドレスのダルビッシュ有投手(39)が力投し、今季3勝目を挙げた。先発で6回1安打1失点。多彩な球種を駆使し、球数74球でリズムよく腕を振った。
「1番DH」で出場したドジャース大谷翔平投手(31)との対戦では一ゴロ、右直、四球で2打数無安打。6回1死の3打席目はスプリットを3球続け、その後、カーブを3球続けた。最終的に歩かせたが、続くベッツを併殺打に打ち取って無失点。「1死一塁で、大谷君が盗塁するかどうかというところで、2球でゲッツーをとれたのは、一番大きかった」と語った。
前回17日(同18日)のドジャース戦登板では、トップバッターの大谷に右前打を浴び、初回に4失点した。「4、5日前に対戦してますし、ただでさえ(1試合で対戦する)3打席目は難しいですから。ちょっと考えながら、四球でもいいっていうような配球を、申し訳ないですけど大谷君には。そうしました」と振り返った。
1週間前、敵地で迎えた3連戦は全敗となったが、本拠地での今カードは初戦で力投。「前回3連敗してますから、ちょっと不安もある中で、初戦勝てたのは、皆ほっとしてるとは思います」と語った。