大谷翔平、4打席目は大きな当たりもあと1歩…中飛に倒れる 3打数無安打でパドレスと同率首位
<パドレス-ドジャース>◇22日(日本時間23日)◇ペトコパーク
ドジャース大谷翔平投手(31)が、優勝争いのライバルとなるパドレス戦に「1番DH」で出場し、4打席目は大きな当たりの中飛に倒れた。
1点を追いかける9回、先頭で打席に立ち、守護神スアレスと対戦。カウント1-1からの速球をとらえたかに見えたが、中堅がフェンス手前で捕球した。
1回の第1打席は、ダルビッシュと対戦。カウント2-2からのスライダーを打ったが、一ゴロに倒れた。
1点リードの3回1死一塁で迎えた第2打席は、ダルビッシュと対戦。初球のカットボールを打ったが、右翼の正面に飛んだ。
1点を追いかける6回1死で迎えた第3打席は、ダルビッシュと対戦。フルカウントから高めに浮いたカーブを冷静に見送り、四球で出塁した。
パドレス・ダルビッシュとの17日(同18日)の前回対戦は、大谷は2打数1安打でチームは4回4失点で攻略したが、この日は2打数無安打で6回1失点と好投を許した。
前回のパドレスとの直接対決では、ドジャースが3連勝で首位を奪取したが、2試合が1点差の接戦だった。
今季は試合前時点でドジャースが8勝2敗と大きく勝ち越すが、1ゲーム差で迎える今回の3連戦は大きな注目を集める。
大谷は今季、打率2割8分5厘、リーグ2位の44本塁打、83打点、17盗塁。OPS(出塁率+長打率)は1.018。
投げては、10試合に登板し、0勝1敗、防御率4・61。前回登板の20日(同21日)のロッキーズ戦では、4回5失点で今季初黒星を喫した。