ヤンキース３Ａ前田健太が先発、６回途中３安打２失点、４四球６三振で移籍後初勝利

前田健太（2025年撮影）

＜バファロー4－7スクラントン＞◇22日（日本時間23日）◇ニューヨーク州バファロー

ヤンキース傘下3Aスクラントンの前田健太投手（37）がバファロー戦に先発し、5回0／3を投げ3安打2失点、4四球6三振で移籍後初勝利を挙げた。今季3Aで15試合に投げ4勝5敗、防御率5・40。

中6日での登板となった前田は初回を3者凡退に抑えたが、2回は先頭に四球を与え、次打者に先制2ランを被弾。後続は3者連続三振に仕留めた。

7点の援護を受けた3回以降は、毎回走者を出しながらも無失点に抑えた。6回も続投し、先頭に四球を与えたところで降板。球数96球で、ストライクは54球だった。

前田は今季タイガースでリリーフとして開幕を迎えたが、7試合で防御率7.88と苦戦。5月に自由契約となり、カブスとマイナー契約。12試合に登板後、今月2日に再び自由契約となり、4日にヤンキースとマイナー契約を結んでいた。移籍後は3試合で1勝1敗、防御率3・38。