チェルシー、試合直前パーマー負傷もウェストハムに5-1大勝 18歳エステバンが代役果たす
<プレミアリーグ:ウェストハム1-5チェルシー>◇22日(日本時間23日)◇第2節◇ロンドン
チェルシーがアクシデントを物ともせず、ウェストハムを5-1と大勝した。
初戦でクリスタルパレス相手にスコアレスドローだっただけに、その鬱憤(うっぷん)を晴らす今季初勝利となった。
試合前にピッチでウオーミングアップを行っていたMFパーマーだったが、負傷により先発から外れた。急きょ18歳のブラジル出身MFエステバンがトップ下でプレーした。
嫌な流れの中、そのエステバンが前半6分に前線へヒールで流したパスをインターセプトされ、ブラジル代表MFパケタに豪快な左足のミドルシュートをたたきこまれた。
しかし浮足立つことはなかった。エステバンが落ち着きを取り戻したことで、チェルシーは反撃を開始。前半15分にCKからニアサイドのDFククレジャが頭で流したボールをFWジョアン・ペドロが頭で押し込み同点とすると、同23分にはジョアン・ペドロのクロスからFWネトがワンタッチで押し込み勝ち越しに成功した。
さらに前半34分、エステバンのパスからMFエンソ・フェルナンデスが追加点を奪った。
後半にも9分にCKのこぼれ球からMFカイセドが、13分にも再びCKを起点にジョアン・ペドロがつないだボールをDFチャロバーが押し込み、一方的な展開とした。
クラブワールドカップを制し、プレミアリーグでも優勝候補に挙げられるチェルシー。パーマー欠場というアクシデントをなんのその、逆に豊富なタレント力を見せつける一戦となった。