広島対中日 8回裏広島、中日3番手の清水(撮影・加藤孝規)

<広島4-6中日>◇22日◇マツダスタジアム

5位中日が4位広島に逆転勝ちし、0・5ゲーム差に迫った。借金は11とした。延長11回、1死二、三塁から途中出場のクリスチャン・ロドリゲス内野手(23)が中前へ今季初安打となる決勝の適時打を放った。 試合後の井上一樹監督(54)の一問一答は以下の通り。

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-8回に3点差をひっくり返した

「ちょっと、(広島先発の)森くんに結構翻弄(ほんろう)されてて、なんかなかなか点数とるの厳しいなっていう。チャンスもいっぱいないよねっていうところでの点数だったからね。(細川の逆転2ランは)『よし、これ、勝つチャンスあるぞ』っていうふうにも、させてくれたホームランだった」

-延長11回、無死一、三塁で山本がセーフティースクイズで、三塁走者も、冷静に、突っ込まず…

「ちょっと、それはいろいろ言える範囲のこともあるんで、その辺のサインで、どういうサインを出すかっていうのは、やっぱりちょっとちょっと迷った部分もあったけど、…(結果は)まあまあだったんかな」

-そこでロドリゲスが決勝打

「打席とかも、なかなか立たせてあげられないけども、今、守備固めとかで、クリスチャンを使おうと思ってる中で、ただ、あいつに延長入ってから代打ってわけにもいかないしで、いや、ほんとに、今日はあいつに救われたというかね、クリスチャンに救われた試合だったと思います」

-直前の10回は梅野が無失点投球

「やっぱりちょっとあいつには、もう『自分がいい』と思って、こっちはもうどんどん、どんどん、もうケツたたくし、太鼓たたいて笛吹いてやるから、あとはもういい意味で。『そういう時はどんどん投げろ』っていうことはもうあいつに言ってあるんでね、そこはちょっと当分は調子が落ちない限りは使っていこうかなと思います」

-清水はちょっと最近失点が

「うん、これはね、確かに難しいんだけども、別にあいつのこと、俺はやー、やー言うつもりもないし。でも、過保護に扱うつもりもないし、やっぱり、でも、そこの責任っていうのは、回が進むにつれて、終盤になるなればなるほど、責任感っていうのはやっぱり強く持ってもらって、次にどうするかっていうようなことをやっぱり考えてもらわなきゃいけない中で、もうちょっとの残り試合の中でも『やっぱりタツ、お前、ちょっとあの力が必要なんだよ』っていう部分を信頼しながら使う。そして、あと、ブルペンのピッチングスタッフと考えて『こっちの方がいいですよ』っていうんであれば、そこでチェンジする可能性もあるっていう、そんな感じ」

-久々に連勝

「いや、それはどの試合も全部勝つつもりでやってるわけなんで。ただね、そうか、1日空いてるからそんな感じがしないのか。京セラ…そうだね。もちろんもちろん。広島さんも必死だし、うちも横浜(DeNA)もどこのチームも必死なんでね。そういったものは続けれるように頑張ります」

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【中日】井上監督、延長10回無失点の梅野に「ケツたたくし、太鼓たたいて笛吹いてやる」/一問一答