【中日】ロドリゲスの今季初安打が決勝適時打 スクイズで加点の高校野球プラン勝ち
<広島4-6中日>◇22日◇マツダスタジアム
5位中日が4位広島に逆転勝ちし、0・5ゲーム差に迫った。借金は11とした。
延長11回、1死二、三塁から途中出場のクリスチャン・ロドリゲス内野手(23)が中前へ今季初安打となる決勝の適時打を放った。さらに石伊雄太捕手(25)がスクイズ(記録は一塁手の犠打野選)を決めもう1点追加した。中日は8月に入り延長戦は4戦4連敗中だったが、この日は勝ちきった。
8回には3点差をひっくり返した。広島先発左腕の森に7回まで無失点に抑えられていたが、8回代打大島洋平外野手(39)が左前安打、続く上林誠知外野手(30)が右翼フェンス直撃の適時三塁打で1点かえすと、広島は2番手の島内へスイッチ。田中幹也内野手(24)の中前適時打で1点差に迫ると、1死後細川成也外野手(27)が初球チェンジアップをバックスクリーンへ12号2ランをたたき込み逆転した。「情けない打席が続いていたので、なんとか結果を出すことができてよかった」とコメントした。
だが、8回裏に3番手清水達也投手(25)が2死二、三塁から小園に中前同点適時打を浴び再び追いつかれ、延長に入っていた。最後は守護神の松山晋也投手(25)が締め33セーブ目をマークした。
広島は前日21日はDeNAと敵地横浜でナイターを戦い、当日の移動ゲーム。一方の中日は前日は試合がなく、マツダスタジアムで、屋外球場の暑さに慣れるために午後2時から全体練習を行い備えていた。